近江屋洋菓子店  神田店

62回目の終戦の日の8月15日に書いている記事は明治、大正、昭和、平成と時代と共に菓子を作り続けた老舗、現在で四代目になる近江屋洋菓子店。

1884年(明治28年)創業まもなくパンを販売する仕事を手がけるが、二代目が3年間の在米生活から帰国後、洋菓子の製造をはじめる。その後近江屋の人々も大東亜戦争(第二次世界大戦)の戦禍に巻き込まれていく。
そして終戦後、進駐軍の払い下げの限られた物資の中から菓子製造を開始。以後洋菓子店の近江屋としてスタートを切る。


現在の近江屋洋菓子店神田店は昭和41年に建てられた5階建てのビル。
1階は喫茶ルームのある店舗。そこはミッドセンチュリーモダンな空間。
大きな椅子と大きなカウンター、そして高い天井の中に身を置くとタイムスリップしたかのような錯覚に陥る。
そんな喫茶の特徴は空間だけではない。店内でケーキを食べる場合は、525円を支払いセルフのフリードリンクサービスを利用することになる。


ジュースバーには季節のフレッシュフルーツドリンクが並び、コーヒー、紅茶はもちろん、チョコレートドリンク、そしてなんとボルシチまでがお替り自由で何時間でも楽しめてしまうのです。
ボルシチは塩味だけの素朴な味でこれが美味しい!(笑)

ショーケースには人気のアップルパイからレトロなエクレア、シュークリームなどの昭和なケーキたちが並ぶ。
中でも一番ゴージャスな@苺サンドショート(567円)を食べてみた。


昭和40年代はこんな甘さの生クリームを目指していたんだよなぁ・・・と予想通りの懐古的な甘さ。
そして適度な酸味の苺。
ジェノワーズというよりもカステラといってみたくなるようなスポンジ生地(笑)。
なにもかもがジャパニーズ洋菓子という感じでおいしい。

本郷店でも同様にセルフサービスの喫茶が利用できます。

こんなケーキと空間が支持される戦後62年目に感謝・・・そして黙祷。
これからも近江屋洋菓子店が健在していける時代であって欲しいと願いを込めて!!

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近江屋洋菓子店 神田店

住所:東京都千代田区神田淡路町2-4
電話番号:03-3251-1088

営業時間:月~土9:00~19:00 日祝10:00~17:30