先日ブログに紹介した「happy Birthday
」のオーナーパティシエの従来のお店がこの「ベルグの4月」。
フランス修行中に魅せられた「アントルメグラッセ」(アイスクリームケーキ)をいつか自分の店で・・・という夢をついに、この四月に実現。
従来あったサロンスペースを閉鎖して新たにアイスクリームのためのアトリエを増築しました。(店内から丸見えになっています。必見!)
アイスクリームケーキという代物は日本にもこれまでにはありましたが、ここまでアントルメグラッセとフランス語で呼べるものは今までなかったのでないのでしょうか?
ケーキというからには、ただスポンジでサンドするだけではなく、パイ生地やダグワーズ、マロンペーストやフルーツ、フルーツピューレなど、ケーキそのままの素材を使ってグラシエ(アイスクリーム職人)の手で製造されているのです。
そしてこの写真にあるように、ショートケーキや、モンブランといったように普通のケーキのようにバラエティに富んでいるのも、従来のものとは一線を画しています。
数ある中からシシリアン好きの俺としては迷わず@シシリアンフレイズをチョイス。
常温の状態で15分ぐらい経過してからが食べごろとの事。
さっそくカットしていただきました。
見ためはまさしくケーキそのもの。
そっと出されればケーキと思って口に運び、その食感にさぞ驚くことでしょう!
構造は写真の通りですが、冷たいダグワーズとフルーティなアイスクリームは今までにないおいしさ。
ついに山本シェフやったぁ!!という感じですね。甘さはすごく控えめでグラッセの完成度は凄いです。
しかし食べ時が適切でなかったのかもしれませんが、イチゴの味が勝ってしまっていてピスタチオの風味がアイスクリームに生かされていないようで、「フレイズ」のアントルメグラッセになってしまっているのがちょっと残念かな・・・。
次はキャラメルかショコラ、ミルフィーユものを試してみたいです。
でも、まだアントルメグラッセを立ち上げて一週間なのですから、これからの進化と熟成に期待したいですね。
現在はホール売りのみですが、アイスクリームですから冷凍保存が効くので、密閉して保存すれば風味はおちないでしょう。
また、食べ切りサイズのダクワーズグラッセもありました。日本には今までなかったものですから試してみる価値はありますね。
近々クール便での発売も開始するそうです。
ピース売りになっていろんな種類を一度に楽しめるようになると、もっといいですね。
いやぁ、本当に山本シェフの開拓精神はまさに「男のスイーツ」です!!
情熱でアイスが溶けそうなくらいに(笑)。
ベルグの4月 たまプラーザ店
住所:横浜市青葉区美しが丘2-19-5
電話番号:045-901-1145
営業時間:9:30~19:00 月曜定休