( * ̄▽ ̄)v- 奥の小滝からオアシスを録ってみる。これを書いてる今はフェーン現象真っ盛りで、昨日は美濃市が40℃に達しました。今日もそのくらいの気温下でこれから午後のお仕事ですが、どこでもドアでここに戻りたいっすね。


       


 斜め岩の下のオアシスは引いて撮るとこんな感じ。普段はもっと水量が少なくて、いつもなら乾いてる縁の方まで冠水してます。夏にこれだけ水があると本当に嬉しいすね。来た甲斐がありました。


 銀色のまだら模様に見える斜め岩から流れ落ちる水。いつもは幅広く岩を撫でるように下の淵に注いでますが、この日は小滝になってました。


 ここで11時くらいだったかな? 予想以上の水量と色合いで、見惚れる前に潜ります(笑)  キャンプ場と違ってこちらは水中の岩に苔があり、素足だと滑るし底には大小の石がゴロゴロしてます。川シューズなら安心ですが、足首が無防備になるのでグキッといわせない事だけ要注意。下のめんぱ淵も潜るとこんな感じかな? 水は透明度が高く青葉を溶かしたようなエメラルドグリーンで、潜って上を見上げると射し込む日射しが光芒のように見えました。水中の光のカーテンすね。とても美しかったです。


 水面には細かい泡と光が耀う。影の落ちるところは漆黒で、その周りは斑のあるエメラルドとか溶けた翡翠。ここは水量が少なめの時にアクアマリンのような水色が際立つ事もあり、やはり深くなると濃い緑色に見えるみたい。極楽です。


 胸まで浸かって撮影。決して転べない緊張感がありますキリッ!!  これは放射状に広がる淵の浅瀬から入った景色で、いつもはこんなに水が満々としてません。こんな良い時は滅多にないのでアホみたいに潜ったり写真を撮りました。


 道から下りてきた方向。こちらは足首から膝下くらいの深さで、苔のある石とない石でかなり色合いが違います。苔があるのは日当たりが良く多少は水が温かくなる箇所ですが、それでもかなり冷たいですね。流水の勢いが緩くても冷たいのは、やはり高い場所だからかと。里の川なら今は温水プールより熱いです。


 光の加減で絶えず色合いが変わるので見飽きない。水なのに鉱物みたいすね。液体の鉱物は水銀のみと聞きますが、ここは緑がかった水晶が液体になったよう。別天地だなぁとしみじみ思います。


 浅瀬の木下闇も美しいすね。暗いところから光と色が浮かび上がるよう。初めの頃はめんぱ淵がいちばん美しいと思ってましたが、最近はここがイチ推しです。ある程度登って来ないといけないのと、来て今イチの時もあるのが難しいっすね。最近は体力に自信がなくて来られませんでした。


 側面から見る斜め岩の小滝。そこの下がいちばん深いです。岩肌にも味があり、少しずつ水に穿たれてるんでしょうね。あの下で浴びるシャワーは水垢離みたいでした(笑)


 いつもは砂利浜になってる所でひと休み。調子こいて何度も潜ってたら、上がった時に歯の根が合わなくなる直前の感覚になりました。ああこれは低体温症が来るわ? 私も老いた(涙)


 名残惜しいけど本気で震えが来そうだったのでタオルで体を拭って羽織り、帰り支度をするわたくし。この酷暑に凍えそうになるってちょっと無いです。立ち上がって平衡感覚を確かめつつ「輝くほとり」を見納めました。何度も潜ると上がるとふらつくんすね。水中の浮遊感は満喫したので、あとは安全に下りる事に集中です。


(*  ̄▽ ̄)v- 道に上がってまだ名残りを惜しむわたくし。美しいなや。ちょっと頑張って登ってきて良かったすね。