┏(  ;  ゜∀  ゚ )┓もうアカン。一昨日に唐突に梅雨明けしましたが、それまでに降った雨のせいで猛烈な蒸し暑さでわたくしダウン。何とか仕事を終えた帰りのスーパーで、高い棚に手を伸ばしたら肩から腰がピキーン!と引き攣って固まり、しばらく動けませんでした。


 昼に食べたものも全部戻してしまい、そのまま午後も仕事してましたが本当にキツかった。昨日は少し遠征するつもりでしたが体力が保たないので心身のクールダウン優先で少しだけ乙女渓谷へ。深めのところは無いですが、心身が冷たい流水を欲しておりました。



 昨日の朝は曇ってて涼しく、それが何より有り難かったです。美濃白川町から東白川村に入ると白川に鮎釣りの人がたくさん入ってて、ああいいなぁと思いました。乙女渓谷キャンプ場に着くともう他県ナンバーの車が停まってて、小秀山に登っている様子。この日はとても上まで行けないけど、まずは向かいの大山神神社に下からお詣り。


 まだキャンプ場は営業しておらず、もう夏休みなのでこれからかな?  駐車料金の500円と、一応は登山届も管理棟のポストに入れました。遊歩道に入ってすぐの乙女淵とめんぱ淵だけは行っとこう。


 いつもはこのまま二の谷登山道に入るけど、管理棟の前を通りすぎて公衆トイレへ。春までは閉鎖されてますが夏には使えます。ここで川の水量をチェック。少し増水してるけど透明度は高く、岸辺には下りられそう。


 ここは川沿いにバンガローが並んでて、ひとつひとつの裏から川に下りられます。浅くて岩の多い渓流で、泳ぐのではなく膝くらいまで入って涼む感じ。遊泳区域が無いキャンプ場ですが、水の冷たさと美しさは極上です。曇りでも少し深いところにはほんのり青みが見えました。


 こちらは山側のバンガロー群。古いのと新しいのが混在してて、ここは標高が900mなので夜は夏でも冷えると思います。そんなに人里から離れてないけど冷涼で、まさにオアシス。けっこう穴場です。


 このまま進むと三の谷登山口。ここから林道歩きが2kmあり、岩場のない安全な登山道に入れますがちと遠い(涙)  車はもう少し先にゲートがあり、営林局の車しか通れないので登山者はキャンプ場から歩きます。


 右手に橋があり、この両側がバンガローのエリア。この辺りだと橋を渡ってから川に下りられるようになってます。


 橋のたもとに鮮やかな紫色。よく見かけるけど何という花かと思って調べたら、シソ科のウツボグサという花だそう。真ん中に花穂があってその周りに唇形の紫色の花が咲くもので、この花穂が靭(矢を入れる漆塗りの筒)に似てるのが名の由来。この花穂はもっと伸びてきて、それが茶褐色に枯れかけると「夏枯草」という生薬になるようです。

( * ̄▽ ̄)v- 口内炎や扁桃炎、腎炎や膀胱炎の薬になるみたい。花言葉は「優しく癒す」で、まさに今おながいします(笑)  頭や体の中に籠り熱の塊が蓄積してる感じで、息も絶え絶えという1週間でした。


 橋から見る上流側。これは三の谷から来る流れで、管理棟の裏で二の谷からの流れと合流します。その少し下にも山から来る流れがあり、そこが一の谷かな? 工事などでキャンプ場に続く道が通行止めになると峠越えしてくる迂回路があり、たぶんそこが一の谷。すれ違い困難な箇所が多く、前からトラックが来ると涙目です。


 水面を見下ろすとこう。そんなに深くないけど基本的に急流で、横断するのは無理めです。ここは水温が低いのと急流のため水中の岩にほとんど苔が無く、素足でも滑りにくい。流れは速いので遊泳には向かず、流れの緩いところで膝下か腰下まで踏み込んで涼む感じですね。


 下流側の管理棟方面。これで岩が苔でヌルヌルしてたら危なくて入れませんが、滑らなくてあちこちで浅くなってるので割と安全。子供さんは当然に見守り必須だけど、ちょっと踏み込めばシャワークライミング気分を味わえます。水温は付知峡と双璧をなす低さで、水遊びと言うより水垢離ですキリッ!!


 橋を渡るとすぐに下りられる。ここは増水すると砂利浜が冠水しますが、このくらいだと御の字です。目の高さがここだと水の青みも鮮やかですね。


( * ̄▽ ̄)v- 付知峡でよく見た白いヤマアジサイがここにも咲いていた。近いので植生は似てますが、こちらにはタマアジサイやオカトラノオは無いみたい。小郷という地区を抜けて来ますが、そちらには朱色のヤブカンゾウの花が咲いてました。


 白くひっそりした打ち上げ花火という風情。真ん中の両性花も咲き揃ってて、盛夏に咲くタマアジサイを除くヤマアジサイの季節はそろそろ終わりです。そう思うと名残り惜しいすね。