( * ̄▽ ̄)v- 流れ旅のシメはホームの神渕川。県道58号で七宗町に入ったあたりにアジサイ並木があり、個人宅の敷地ですが毎年楽しみにしています。津保川が神渕川に変わる区間が浅い小川になっていて、今はそこにスタンダードな花手鞠やヤマアジサイが咲いてます。



( * ̄▽ ̄)v- これは純白のアナベルという品種。細かい花が集まって珠になってます。北米原産で、日本のアジサイとの違いは国産だと前の年の枝に花が咲くけど、北米原産のこれやカシワバアジサイはその年に伸びた枝に花が咲くんですって。ジューンブライドの花嫁さんのドレスやブーケにあしらいたいっすね。


 ピンクの花も綺麗だけど、私は白が好き。純白だけどほのかに緑色が含まれてるみたいに見えます。ここも日当たりのいい場所は花がくたーっとしてたけど、元気な花を撮りました。


 咲き初めの濃いピンクの花手鞠。装飾花はピンク色になりかかってるところで、本来の花は装飾花の真ん中にポツンとあります。ヤマアジサイやガクアジサイだと装飾花が周りを囲みますが、花手鞠はひとつひとつの花を小さなビーズが留めているみたい。


 こちらは爽やかな青。装飾花が咲き揃うと手鞠のようになりますが、私はこのくらいの色合いが好きっすね。色は日毎に変わるので一期一会のところがいいなぁと。


 これはヤマアジサイの紅(くれない)という品種。赤い装飾花に囲まれた両性花も開いてました。小さな線香花火が弾けたようで、そこも赤い品種はあるのかな? ヤマアジサイの青や紫色の花には両性花もその色のものが多く、開く前のつぼみの群れがビーズ細工みたいでとても好きです。


 ちょっと特徴的な装飾花のヤマアジサイ。先端がほんのりピンクなのがいいっすね。ここもアジサイの隠れた穴場です。


 納古山の登山口まであと少しという場所が、子供の頃からお馴染みの神渕川。下流側から河童ポイント(潜れるところ)が3ヶ所あり、ここはポイント2。上に七宗町の体育館があり、そのグラウンドの下になります。


 道の脇から下りると今年もイワツツジが咲いてました。この神渕川は国道41号沿いの飛騨川に注ぎますが、イワツツジはそこの岩場に多いです。飛水峡というところでけっこう下まで降りないといけないので、すぐに見られるここは重宝。昔は無かったけどいつの間にか咲くようになりました。


 ここは降りたらすぐ川で、中洲があり夏休みには地元の子供さんがよく来てます。中洲から上流側にかけて深くなっていて、いちばん深い所は3mくらいあるかな?  けど透明度はあんまりで深いところは暗いのと、岩陰にオオサンショウウオがいそうでそこまで潜った事がありません。子供の頃に釣り人が指を喰い千切られたと聞き、オオサンショウウオは本能レベルで避けてます。あまり視力がないので目の前に来たものを魚と思って喰いつくみたい。

( ; ̄▽ ̄)v- 親の世代は「ドチ(オオサンショウウオ)が尻から頭を突っ込んで血を吸う」と言われたそうで、河童が尻子玉を抜くってやつの変化球バージョンですね。深くて暗い所は危ないって戒めだと思います。田舎はいろいろダイレクト(涙)


 ここもぬるい(涙)  少し前までは仕事の後に週3ペースで潜ってましたが、年々水温が上がってきたのと苔が増えて汚れてきました。水中の視界はスモーキーで底の砂利も砂埃みたいなのに覆われてます。ここも鮎釣りの川だけど、やる人は「いっぺん苔を洗わなあかん」と言って、もっと奥の白川や馬瀬川などに行くと話してました。最近はBBQの人も増えましたね。外国の人も多いです。


 こちらは下流側。橋は県道で、こちらは旧道になります。中洲がちと狭かったけど、潜らずに足だけ浸しました。


 これは何の実だろう? 桑の実に似てるけど葉が違うかな。


 中洲から岸にかけてはそれなりに綺麗。底の石はヌルヌルだけど、浅いところには波紋もきれいに出てました。


 付知川や神崎川だと潜った後でもそのままで平気ですが、ここはもう1度潜ったら入浴しないといけない感じ。昔はもっと水がきれいで冷たかったんですけどね。温暖化の影響はあると思います。


 小石はチャートが大半。色鮮やかで石英を含むものは稀ですね。いつもはシーガラスならぬ川ガラスが1つは見つかりますが、中洲が狭くなってたせいかありませんでした。無い方がいいんだろうけどちと寂しい。


 中洲まで出入りするところは足の付け根までずっぽりいきます。ここでは水中の岩は滑るので足をかけられません。


 それなりに透明度がある箇所でもぬるい。神渕川は深い場所はあまり無いのでそれは良いかな?  昔はいなかったヒルも出るようになり、川に出入りする時はヒルやマダニやマムシに注意です。


 旧道は青葉のトンネルで、この眺めはけっこう好き。子供の頃は自転車で遠征してましたね。その頃の気配だけは変わりません。