┏( * ̄▽ ̄)┓ならば行くかな。しばし腰まで浸かって体を馴らし、砂底から青い砂利底に向かって水中テイクオフ。潜った瞬間にうひょおおおおお冷たい!!視界が青い!!そしてけっこうな圧に包まれます。



 まずは真ん中の大岩まで水中をひと滑りして引き返し。ここは流れが砂利浜に向かってるので水中でターンすれば楽。真ん中は肩ほどの深さでしたが流れは見た目より速いので立ってられません。水面はまろやかだけど入ると大きな水の塊が押し寄せてきますね。オオサンショウウオのように這って上陸します(笑)


( ; ̄▽ ̄)v- アホやからまたすぐに真ん中まで素潜りして戻ってくる。冷たい清流の素潜り(ウエットスーツ無し)は1度潜って上がった時がいちばん寒いっす。即座に鳥肌が立ち毛穴が塞がります。入り続けるのも長時間は無理だけど、この最初の凍えタイムにもう1回入っといた方がいい。体には良くないと思うけど潜りたい(笑)  なまらしばれるわー!!


 上がると平衡感覚が狂うのと、また重力に捕まるから体が重いです。けどこのクソ暑い毎日にたまに冷水に浸からんとやっとれすか(方言:やってられないわ)  ああこの水を中から撮りたい。もはや水行のレベルですが、夏はこういう綺麗な川に取り憑かれます。


 こちらは若干浅め。上の車道からは見えないので土左衛門のように漂えます。これでも潜ると周りを広く感じますが、それは水が冷たいので体を思うように動かせないせいもあるかも。冷水は重く、ぬるい川だと軽く感じます。後者育ちなのでここや付知峡で初めて潜った時は「ええ?」でしたね。川で「水が重い」と感じたのは初めてでした。淡水は浮きにくいと言うけど海無し県なので違いがよく分かりませんが、川育ちだとあちこちで違うと感じるかも。ここがもっと深かったら危険でしょうね。


 砂利浜に戻って体温の回復待ち。初撃の後は体が水温の感覚を覚えてるので入りやすくなります。浅そうに見えるのが不思議だなや。


休んでるとまた浅瀬に小魚が集まってきた。私が入ったから退避してたのねごめんなさい。身動きするとスッと離れますがすぐに戻ってきます。魚が憩うのによい場所なのだな。

       

 振り返ると緑の日覆い。下りてきた大岩は岩棚列の先端で、そこに草木が茂ってるので浜に他に誰もいなければここでパパッと着替えられます。


 夏草が岩棚列を覆ってて、花は少ないけど小さな葉が可愛いですね。


 この日は咲いてるのはドクダミくらい。家の周りだと取り憑かれたように抜きますがここでは「花が可愛いなぁ」となるこの不思議。上の方にはユキノシタの花もたくさん咲いてました。


 岩棚列からしたたる山の水。土や岩の隙間を下ってくる水で、水たまり程度でもすごく冷たいすね。この辺りに多い石灰岩に濾された綺麗な水で、きっと砂利浜の下を通って川に注いでると思います。清流の所以すね。


 砂利浜の木陰がちょっと引いてきた。あの対岸の岩壁の下はそろそろ見頃かな?


 これが私の遊泳区域の終わりの止め岩。日が当たって周りが淡い緑色に見えました。


 止め岩から下流には水面に動きが見えない浅い砂底があり、本流からそれた流れが静まるところ。ここも水に覆われていて、そう見えないけど流れてます。砂底は下にフラットな岩盤があり、足がズブズブ沈まないので散策向けですね。