( * ̄▽ ̄)v- 光量がもう少し欲しい感じの「窯の口」。奥美濃酸性岩類という岩脈帯に属し、黒雲母を含んだ花崗岩や花崗斑岩からなる渓谷だそう。茶色がかった岩が水に穿たれて、丸くて深い淵ができてます。
ここはかつて農閑期に村の人が茶葉や炭を遠くまで売りに行き来した場所のよう。金沢まで行っていたというのは凄いですね。北陸からは農閑期に杜氏さんが造り酒屋に来て日本酒づくりをしておられ、亡き父の勤め先にも昔は来てました。いずれも遠方からの行き来があったのですね。
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丸い淵は2段になっていて、下段が大きくて濃いモスグリーン。下りてはいけないのですが左側に道があり、特徴的な茶色い岩の上に下りられます。でも大きな淵の向こう側しか無理ですね。岩は濡れてるのと苔があって滑るので、小雨でなくても危ないです。この日は橋から眺めるのみでした。
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この辺りの花崗岩は東濃の付知峡だと灰白色ですが、含まれる鉱物の種類が違うのか茶色いです。中津川市の蛭川産の「さび石」という花崗岩がこれに近い色合いで高価だそうですが、ここのは違うのかな? こちらは御影石の産地ではないみたいです。淵の下には箱形に穿たれた岩溝があり、これの高低差がもっともっと高くなると川浦渓谷すね。高すぎて下りられないけど同じ水の色の美しい渓谷です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240606/22/otoko-bana/9b/32/j/o0810108015448309829.jpg?caw=800)