( * ̄▽ ̄)v- GWが終わって何だか気が抜けたわたくし。最近は帰宅しても気が休まらず、五月病なのか更年期なのかどっちやねん。スッキリしない天気が続いたのもしんどかったすね。

 日が長くなったので、夕方でも近場で寄り道できるのが有り難い。もう白藤の花は終わりましたが、エゴノキの花を見に桑の木観音に寄りました。白藤の滝が今は青葉の滝になってます。


 もう夏やのう。見上げる藤棚がよい日よけになってました。


 観音堂には下からお詣り。右隣に弘法堂があり、昔は真言宗のお寺だったよう。今は周辺に桑畑はないですが、昔は養蚕が盛んだったので桑の木観音と呼ばれるみたいです。


 昔は美濃三十三観音霊場のひとつでしたが廃寺になっていて、境内には石仏が並んでます。遠見山のふもとにも同様のお寺の跡がありますが、そちらは狭くて行者像が残るのみですね。ここはお寺だったのだなとよく分かります。


 宝塔もありなぜか野球のボールが並んでる。真言宗か天台宗のお寺でよく見ますね。この向こう側にエゴノキがあります。


 石仏には〇〇居士と刻まれたものもあり、それは墓石みたいすね。三十三体も無い気がしますが年号は宝暦など江戸時代のものが殆ど。石塔には講の名前が見られ、御嶽講だけでなく不動講とかいろいろあったよう。見ると興味深いですね。


 木洩れ日の中に鎮座する行者像。高下駄を履き錫杖と経典を持つのは修験者で、うちの方では行者さまと呼びます。山岳信仰の名残りで、これも密教系のお寺で見かけますね。御嶽講かもっと古いものかはよく分からず。関市の迫間不動尊にはたくさんありますが、そこは御嶽講っすね。


( * ̄▽ ̄)v- 先日は2輪だけだったエゴノキの花が咲いてる咲いてる!ほのかに白粉のような香りがして、サクランボのように垂れる花がたくさんありました。


 いかにも初夏って爽やかさ。若い実にはエゴサポニンという毒があるようで、揉むと泡立ち石鹸の代わりに使えたとか。実の味がえぐいのが名の由来。高い木ですが、目の高さに垂れる枝にたくさん花が咲いてました。


 これはヒトツバタゴを見に来て偶然見つけたもので、瑞浪市/御嵩町の鬼岩公園の鬼の岩屋の周りでたくさん咲いてるのを見つけたのが最初でした。そちらでももう満開かなぁ? 鬼岩公園は初夏に白い野菊の仲間のミヤマヨメナの群生があり、紫色のタツナミソウも多いです。梅雨入り頃が良いかもなぁ。エゴノキの花は垂れるつぼみも可愛らしいです。鈴なりですな。


 下から見上げても爽やか。やはりたくさん咲いてると嬉しいすね。晴れててよかったー。


 まだ実を見た事がないので結実する頃に来てみよう。揉むと泡立つというのを試してみたいです。


 もうひとつ咲き始めたのがウツギの花。昨日は流れ旅で美濃白川町や飛騨金山町の国道41号の法面にもたくさん咲いてましたが、近場にも白いウツギの群生がある。これもたくさん咲いてると涼やかです。


( * ̄▽ ̄)v- ウツギも種類が多くピンク色の花もあり、国道の法面にはどちらも咲いてるけどうちの方では白花です。幹や枝の内側が空洞になってるから空木なんですって。挿し木ですぐに育つけど、すごく増えるから母に採ってくるなと言われてます(涙)  国道の法面を見ればそうだよなぁと思ったり。


 ウツギの下には名前が分からないけど、今の時期によく見る小さな花もあり。白に淡いピンクが混じってて、これも初夏らしい彩りです。


 葉はクリアに撮れるけどスマホのカメラだと花はこれが精一杯。青草も茂ってきて、畑の周りも抜いてもまたすぐに生えてきます。またいたちごっこの季節になったなや。