(*  ̄▽ ̄)v- まだつぼみも多い花の森をゆっくり散策。ここ数年は盛りを過ぎた頃に来てたので、こんなにつぼみが多いのは初めてでした。



 つぼみの時点で既にピンクの濃淡があり、開き始めでも淡い色がある。内側の斑点が赤いですが、なぜあるのだろう。虫を呼んで受粉するためかな? シャクナゲは香りはあまり無いですが、花の大きさと斑点が役立ってるのかもですね。


 常緑の台座に盛られたような姿もイイ。シャクナゲもこの季節の山好きの花嫁さんの髪飾りやドレスの飾りに良い気がするけど、テーブルに活けても豪華かな? 鉢植えもよくありますね。


  これは斑点が鮮やかな一群。花によって濃くてたくさんあったりします。花が小ぶりなツツジだとよく見ないと分からない事がありますが、シャクナゲならしっかり見える。花のひとつひとつが清楚だったり艶やかだったりで妍を競うみたいです。


 奥には人工の沢がありますが、何度か通って水路から水が来てるので「あ、そうか」と気づきました。斜面に公園を作って沢も設えたんですね。とても自然な感じで風景に溶け込んでます。


 奥に上の遊歩道に上がる道があり、谷底の仙樽の滝から上って来られるようになってます。そこまでの間にもシャクナゲとヤマツツジがあり、少しだけ群生に分け入れます。


( * ̄▽ ̄)v- これは濃いピンク色の花。昔はじめて来た時には淡いピンクの花ばかりで、いろいろ咲くと知ったのは近年のことでした。


 遠目には薔薇と見紛うような真紅の花も咲く。めっちゃ存在感がありますね。はじめて来た見つけた時は「うわっ」と思いました。


 全部咲き揃って花の珠になっている。雨露に濡れてつやつやしてました。ちょっとハイビスカスっぽさも感じますね。これは鮮烈。


 左はピンク色の花のつぼみで、右は赤花の花芽がつぼみに変わるところかな?  シャクナゲは花をより綺麗に咲かせるために花芽を間引く芽かきをしたり、花期が終わると花がらを取り除いたりするそうで、ここでもその様子が観光協会のHPに出てました。これだけのシャクナゲの花を観賞できるのはその為なのですね。有り難いことです。


 下手くそな動画だけど散策の雰囲気はこんな感じ。もう少ししたらもっとたくさんの花が楽しめると思います。GW期間中がちょうど良いかな?



 花の森からさらに谷を下る。観音滝に続く道標のところに勢いよく水が流れ落ちる段差があり、ここはいつも撮ります。清冽ですねぇ。


 すぐ下が観音滝の落とし口。切り立つ断崖のすぐそばなのでこれ以上は入れません。下に観音滝と不動滝があり、観音滝は人工滝ですがそんなふうには見えないすね。 


 螺旋状に階段を下ると観瀑台と不動明王の祠がある。苔むした丸い巨石が2つありますが、あそこまで落ちて割れたのかもですね。そこが行場だったとされますが、詳しい資料が残ってないそうです。


 階段を下りると見えてくる観音滝。奥から流れてくる渓流とここで合流して里に向かいます。もうこの辺りから滝ミストが飛んできますね。気温もスッと下がります。