( * ̄▽ ̄)v- シロヤシオは見られなかったけど、代わりにまだ満開だったのは馬酔木の花。シロヤシオがある斜面の上に、雪をかぶったように咲きこぼれてました。



 この辺りからやっと青空が見えて日射しも射してきた。まだ周りの木に青葉が出ていないけど、GW頃には新緑に包まれます。連休に来られないのが残念だけど、ここで気分が晴れやかになりましたね。


 日射しがあるとやはりイイ。昨日は利用者さん宅の庭先でドウダンツツジの花を見ましたが、馬酔木に似てるけどちょっと違いますね。房のように垂れないし、花のひとつひとつがもっとぷっくりしてました。馬酔木もツツジの仲間だけど、ツツジっていろんな種類がありますねぇ。


( * ̄▽ ̄)v- この日は見られなかったけど、ここにはウスギヨウラク(薄黄瓔珞)も咲きます↓  これもツツジの仲間で、細長い釣鐘型で花びらの先端に淡いピンクが混じる可憐な花。私が知ってるのはここと東濃の屏風山。東回りコースで黒の田湿地に向かう林道に咲きます。あまり多くないので見つけると嬉しい。先日は湿地に行った時にまだでしたが、そろそろ咲いてるかなぁ。


 これは何だろう? 馬酔木と混じって実をつけていた木。実が可愛いなと思いました。


 この日はここで引き返し。後ろから登ってくるハイカーはおらず、私はここで下りるので、先行者のマダム、お気をつけて。


 下り始めたら少しだけ御嶽山が見えました。薄曇りなのと黄砂で霞んでましたが、ここから見える御嶽山は噴気孔の正面からでなく少し側面側です。頂上からは乗鞍岳もよく見えるけど、ここからは御嶽山しか見えませんでした。


 帰り道には嬉しい発見。登る時には1輪しか見つけられなかったフデリンドウがあと3輪ありました。相変わらず多かったキランソウと共に。枯葉の下からまだまだ咲くかもですね。いつもは南尾根ルートから登ったらぶなの木ルートから下りるので見つけられなかったみたい。同じ道でも登りと下りではけっこう違います。


 これも下りだから気づいたタチツボスミレ。いろんなスミレが見られるのも低山の良いところです。群生でなくところどころに咲いてるので、登り下りの楽しみです。


 キランソウとスミレの混生。春はあちこちでこんなうになっていて、枯葉の間に小紫色の彩りが見られるのが好き。里にもある花ですが、山の中の方がのびのびしてます。地面を覆うくらいに増えるといいなと思ったり。


 時間があれば分岐まで下りてぶなの木ルートの沢まで行こうかと思ってましたが、やはり時間が足りなかったので今回は行かず。↓これは昨年のGWにぶなの木ルートから下りてきた時の写真ですが、そちら側は下の方が沢沿いで気持ちのよいところです。


 沢沿いでこれから見られる花はまずはタニギキョウ。とても小さな花で、中津川市の不動滝森林公園の遊歩道にも咲きます。


 そしてゲンノショウコ。三大民間薬のひとつですね。沢沿いの林道でも見かけます。新しい花は雄しべの先に赤紫色の丸みがあって可愛らしい。南尾根ルートは小紫色の小さな花が多く、ぶなの木ルートの下は白い花がメインです。ネコノメソウやマムシグサもありますね。


 そして南尾根ルートのクマガイソウ・シロヤシオと双璧をなすのがヤマシャクヤク。通は「ヤマシャク」と呼びます。沢沿いにそんなに広範囲じゃないけど群生があり、みずみずしい新緑の葉に白いぼんぼりのような花がよく映えます。


 里のシャクヤクと違いシンプルな一重咲き。開き始めがぼんぼりみたいで、ふんわりと空気を包む掌のようにも。ここ以外だと飛騨小坂の巌立峡にも1ヶ所だけ咲きます。三ツ滝の上の遊歩道から溶岩台地に続く山道に入る辺り、鉄の桟道の下の斜面に少しだけある。そちらで見られるといいなぁ。