ここが中級コースの登り口。ここからしばし渓流沿いの林の中を進みます。



 入り口に咲いていたショウジョウバカマ。林道に多く、林の中では少なくなります。こちらではそろそろ花期が終わる頃ですね。


 柔らかい日射しがいっぱい。ここからは渓流が少し下の方になりますが、ぐるりと進むとまた沢沿いの道に入ります。


 ちょっと高低差のあるところ。中・初級コースはあるけど上級はあるのかな? ここの駐車スペースから狭い急登の道があり、そこからは登った事がないけど多分 3合目の登山道出合(川辺町の大牧谷登山道との出合)に出ると思います。中級コースのショートカット道じゃないかと思うけど、通るのは推奨されてない感じです。


 こんな道で渓流を巻くように進むと沢ゾーンに入ります。ショウジョウバカマはこの辺りから見えなくなり、足元にはスミレが咲いてました。


 木橋を渡ると沢ゾーン。こんな木橋が数ヶ所あり、沢を何度も渡りながら奥へ進みます。沢は下の駐車スペースの裏から一気に高低差がついていて、ここからまた水辺の道になる。納古山は最終水場が下の方なので、沢ゾーンが行き帰りで涼めるところ。杉の多い林の中で、昼間でも日射しが遮られて薄暗いですね。


 普段はこんなに水量がないので新鮮な眺め。水が勢いよく下っていきます。


 深いところはないけど木洩れ日が射すところは光が浮かび上がるみたいで見飽きない。沢蟹やサンショウウオはいると思います。


 沢ゾーンの奥はミヤマカタバミの花がたくさん咲きますが、来たのが遅かったのか葉は多いけどつぼみをひとつ見つけただけ。朝はまだ咲いてないので帰りに期待。葉はクローバーに似ていて新緑の色をしています。


 これは何かな? この時期に来ると水辺によく咲いている。みずみずしい花っすね。


 ちょっとした小滝もあり、すぐ横を通るのでとても涼しい。てかマジでミヤマカタバミが葉ばかりだわ? 今年はいろいろ読みづらいです(涙)


 沢ゾーンはちょっと雑然としたおもむきだけど、道は一本道なので迷う心配はないです。上の方も道標がしっかりあるので大丈夫。他の登山道との出合以外は頂上まで一本道です。それでもたまに間違えて美濃加茂市側に下りてしまう方もいるみたい。私も下山する時に初級コースに行ってしまった事があるので油断は禁物こな? 初級コースには沢は無いです。


( * ̄▽ ̄)v- これはキブシの花。近くまで行けなかったけど、水場の先の木の根ゾーンでは目の高さで見られます。 


 沢を何度も渡って最終水場。ここから先は水場は無いので、飲み物は多めに持って行った方がよいです。何年か前に服薬でピロリ菌除去して以来 あまり山で水は飲みませんがここではいっとこう。


 ここまででも緩く登って来てるのでそれなりに喉は渇きます。冷たい水うめぇ。山の恵みすね。