( ; ̄▽ ̄)v- 可児川下流域自然公園からの流れ旅を振り返る途中ですが、インターバルで今日1日の振り返り。↓午前中は近所で気合いを入れてツクシを採りました。春に1度は食べんとですキリッ!!  年々 いいものが採れなくなってるなぁ・・・穴場にメガソーラーが出来ると、草が生えないようにシートが敷かれたりするんすよね。



 午後は母とカタクリ見物。最近  祖母の実家がある七宗町の神渕地区に見事な自生地があると聞きましたが場所が分かりませんでした。昨年行った叔母に聞き、食料の買い出しついでに自生地探し。通り慣れてる県道64号(可児金山線)で下呂市金山町方面に向かう途中で行ったり来たりしていると、民家の庭から地主さんに手招きされました(笑)  うはは読まれてた。

 ネットでは立派な「カタクリ自生保護区」という看板があるのですが、見物人が来すぎても困るので県道からは見えないところに移したそう。個人宅の敷地のためか町の観光案内にも出ておらず、けれどもYAMAPとかに探訪記がある不思議な場所でした。思い切り個人宅の庭を通って裏手に行くと、目の前の斜面にどわーーーーーーーー斜面が紫色やん!! すごい!!


-v(  ̄□ ̄;) これは植えられたんですか?

(  ̄▽ ̄)ノ ひとりでに増えた。昔はポツポツしか生えてなかったけど20年以上でこう。迂闊に草刈りできへんわ。

 縁側には写真や新聞記事が見物人用に並んでて、記事に「花が咲くまでに7年かかる」とありました。祖母の実家にもこういう斜面はあるけど七宗町にこんなにカタクリがあるとは思わなかった。何が違うんだろう? そもそも最初の株はなぜここに根づいたのか? 長い間見落としてたのが悔しいほどでした。


(*  ̄▽ ̄)v- ここには稀に白い花もあるそうで、地主さんが教えてくれました。これはまだ淡い紫色が見えますね。


 午後だったので完全に開いた花が大半なのも嬉しかった。反り返った花びらが空気を包んでいそうです。ここのカタクリも葉が斑入りなのだなぁ。


 ショウジョウバカマも咲いていた。カタクリと同系色で弾けた花火のようでした。


 規模は先日行った可児川下流域自然公園の方が広いですが、ここもかなり見応えがありました。斜面の下の方に小さな梯子をかけてありちょっとだけ登れますが、群生の中までは行けません。けど花のそばまで行けるので嬉しかったすね。


 見上げると溜め息が出そうな眺め。午前中は晴れてたけど午後は花曇りだったので明るさはこのくらい。来る途中であちこちで染井吉野が咲き始めてて、しだれ桜も咲いてきてました。



( * ̄▽ ̄)v- あ、これは完全な白花だ。突然変異種なのかなぁ? レンゲもたまに白花が混じってますよね。キリッと屹立してました。清らかですねぇ。


 ああフキノトウの花が開いてしまってる。このくらいならまだ食べられるけど、他人様の敷地内だから我慢しました。最近はフキノトウはちょっと裏山まで行かないと採れません。


 スミレも咲いてる。淡い紫色が可憐です。


 これはカキドオシの花かな? 道端でも珍しくないですが、シソ科の小さな花は種類が多くて見分けがつきにくいです。


 斜面を覆う花の群れに再び嘆息。夢のような景色でした。


 帰宅して夕食の支度。ハカマを取って灰汁抜きしたツクシは玉子とじにするのが毎年恒例。たくさん採ったけど調理するとほんの少しになってしまいます。今しか食べられない春の味っすね。


 カタクリ自生保護区の場所を教えてくれた叔母宅に、お礼に桜のパウンドケーキも作りました。昨年に塩漬けにした八重桜の花と黒豆でパウンドケーキを焼き、白いアイシングをかけて桜の花を散らしてみました。見た目がボンレスハムなのは気のせいですキリッ!!