( * ̄▽ ̄)v- 可児川下流域自然公園でカタクリを見た後は川辺町の鬼飛山へ。先日も行った大谷山・八坂山からも縦走できますが、この日はふもとの山楠公園から。町の中心部に近いところで、下の駐車場のそばにお洒落なカフェもあり。もう少し手前には「いちごファーム」があり、いちご狩りやスイーツで人気です。


 公園は下と上に駐車場がありますが、上の駐車場に続く道から提灯がずらりと並んでました。コロナ禍で中断してましたが桜の多いところで、夜間ライトアップが始まりました。18~21時に提灯が灯りそぞろ歩きによい季節です。ここが上の駐車場。もう少し経つと染井吉野やしだれ桜と共に紫色のミツバツツジがたくさん咲きます。



 公園の案内図。この駐車場の隣に遊具のある芝生の広場があり、その外縁を進むと鬼飛山の登り口があります。


 駐車場には公衆トイレがあり、その裏には寒緋桜。3月半ばに盛りの桜で、九州や沖縄に多いみたい。花はまとまった釣鐘状で、中国では鐘花櫻花と呼ぶのだそう。あちらでは花を料理に添えたり実をジャムにするんですって日本ではそんなに大きくならないけど、中国や台湾では高い木になるそうです。


 釣鐘状の花を下から見るとこんな感じ。濃いピンクで花が吊り下がる感じなのが可愛いすね。散る時は花びらでなく花ごと落ちるのだそうです。八重桜のように花を塩漬けにできそうだなや。


( ; ̄▽ ̄)v- この季節はトイレが臭うのかと思ってたけど、駐車場から既に充満してるかほりの源は姫榊です↓  芝生広場の外縁にたくさん植えられていて、花は可憐だけどかほりがガス漏れ。山の中にもたくさんあります。


 外縁を進んでいくと( * ̄▽ ̄)v- おお!もう染井吉野が咲いてるわ? ここは町でいちばん開花が早い木が3本ほどあり、岐阜市の開花宣言の日にもうここでも咲いてました。同じ桜でも場所によって開花が早いのが不思議ですね。


 もう八分咲きくらいで、予想してなかったのでテンションが上がります(笑)  ああ晴天で良かった。どれ下から見上げてみよう。


 春が来たー!! 気候が不安定なので今年は遅いかと思ったけど、そんなに遅くはなりませんでした。この後は山間部から咲いてきて、だんだん町の中でも開いてきてます。咲くと一気に満開になりそうですね。入学式には間に合わないかなぁ。最近はずっとそうです。


 下から見上げると花の森。しだれ桜だと花の滝の裏見になります。やはり染井吉野のこの淡いピンク色が好きですね。蟻くらいのサイズになって迷い込みたくなります。魂が抜けるわぁ、抜けたままでいいわぁーーー・・・・・・(現実逃避)


 早咲きの桜の後ろに短いトンネル。上にバイパスが通ってます。


 トンネルの入り口から右手に八坂山・大谷山への入り口もあり。鬼飛山の中腹からも行けます。ここからだと少し道が分かりにくいような。この上に展望台があり、ヒカゲツツジも少し咲きます。


 トンネルを抜けると鬼飛山の登り口。ミツバツツジが咲いてると華やかですが、まだ開花前でした。


 鬼飛山の案内板。マイナーですがここにも桃太郎の鬼退治伝説があり、桃太郎に追い払われた鬼が飛んで逃げたというのが名の由来。近隣には猿・キジ・犬にちなんだ地区名があり、そこでお供を募って鬼退治に行ったそう。ただ軍勢だったようで、山賊退治に近隣の住民を募ったかもですね。


( * ̄▽ ̄)v- ここもYAMAPで地図がダウンロードできます。美濃加茂市からも登って来られるので遠方からのハイカーさんには重宝かも。頂上までは一本道なので迷う心配はないと思うけど、地図があると便利かもです。


 ここに咲く花の解説板。遅めに咲く朱色のヤマツツジだけは見た事がなく、その時期は飛騨小坂の巌立峡などに行ってるからかな。そこだとヤマツツジはたくさん見られます。ここの目玉はふもとと頂上にあるイワカガミの群生すね。まだ早いと思うけど偵察してきます。


( * ̄▽ ̄)v- 近年はちらほらと熊らしき生き物の目撃情報があり、昔は無かったので行動範囲が広がってるよう。地元では「カモシカと間違えてないか?」ですが、用心には越した事なしです。