( * ̄▽ ̄)v- うちの方の山のふもとに福寿草が咲いていた! 冬は低山で足元に咲く花が少ないので貴重です。朝晩は冷えるけど梅の花も開いてきたし、少しずつ春が近づいてきてますね。



 福寿草は開きかけが好きだけど、もうけっこう開いてきてました。これをマシュマロフォンダントで作るのは大変そうだな(笑)  ちょっとやってみたい衝動に駆られます。


 先週のプチ流れ旅は滝めぐり。久しぶりに関市洞戸まで足を伸ばしました。板取川沿いの県道81号線(美濃洞戸線)を走ると県道の右手に看板があり、そこから少し林道を上ると「岩門の滝 花の森公園」があります。

(*  ̄▽ ̄)v- ここは黒谷という地区で、奥に不動明王が祀られる滝があります。その上に自然の大きな岩門があるそうですが、今は道が荒れていて通行止め。滝に続く沢の前に数台停められる駐車場があり、春には小さな野花が咲きます。奥の「岩門の滝」はもと行場で、不動明王はもっと奥の山に行き来する鉱夫が祀ったとのこと。洞戸には鉄や鉛や亜鉛を産出してた鉱山があり、その副次物として水晶や柘榴石(ガーネット)も見つかるそうです。


 ひょっとしたら滝が凍ってないかとほのかな期待をして朝早くに来たのですが、HAHAHAこやつめ、めっさ水流れてるやん(涙)  この段瀑がずっと上まで続いてて、最奥の「岩門の滝」より手前の無名瀑が私のお気に入り。この日はもう1ヶ所回るつもりなので目的地はそこまでです。


 駐車場から少し先に鳥居があり、そこから不動明王の参道になります。夏休みとかはけっこう人出があるけど今はオフシーズン。ひとりのんびり参ります。


 のぼり旗には岩門山とありますが、これは山号かな? ここは太郎兵衛山と言うそうで、頂上まで行けるのだろうか。まだ登った事はないですね。


 お気に入りの無名瀑は参道を1~2分登るとすぐに上部が見えてきます。上の方はなだらかな斜め滝ですが、参道脇から伸びる小道を下りていくと「おおー」となります。


( * ̄▽ ̄)v- おお凍ってない(笑) 下まで下りるとなかなか壮観。中ほどからはドン!ドン!と積み重なった岩塊の上を幅広く流れ落ちる段瀑なんですね。初めて来た時は感嘆しました。


 滝つぼは無く、下の方でまた流れがひとつになっている。ここはもし氷瀑になっても見た目はあまり変わらないかな。岩の段差を伝い落ちる水は氷柱になってもこんな感じかも。ここは人里から近いけど深山幽谷テイストがあってとても好きです。


 寒いので水はよく澄んでます。オールシーズン冷水の板取川に注ぐ流れですが、ここは夏はあまり冷たくない。冬は雑菌が湧きにくいのか、普段はあまり透明度の高くない川もきれいに見えます。晩秋から春先まではどこも澄んで見えますね。


 昨年の夏は下の方の岩に取りついてしぶきを浴びました。黒っぽい岩に白いしぶきがよく映えて「うひゃーーー!」と涼めました。私には無理だけど滝登りをやる人ならひょいひょい登れそう。斜め滝になってる上部も合わせれば落差は20mちょっとあるような。まだ日射しが少ししか来てなかったけど、もっと明暗が出ると美しいすね。男性的な滝だと思います。


 久しぶりに動画も録ってみる。水量は多い方で見応えがありました。奥の岩門の滝は女性的な印象の直瀑で、ちゃんと滝行ができるようになってます。煩悩を祓う滝だそうで、私はここもけっこうそうかなと。

        

 対岸からも見られますが、この日は普通の靴だったのでここまで。上の方に日射しが射して光ってました。


 足元にはチャートだけでなく、種々雑多な石があります。この辺りは石灰岩に花崗岩が貫入した時の熱水で生じるスカルン鉱床があり、そこから工業用の鉱物が採れたんですね。今はもう閉山になってますが、ふもとまで流れた柘榴石が板取川で採れるそう。探しに行ってみたいすね。花崗岩は東濃のような大きなものはあまり見えず、高賀山のふもとの高賀渓谷でよく見られます。もっと奥の川浦渓谷まで行くと深い峡谷になってますね。こちらは花崗岩分布のとば口みたいです。


滝から振り返るとこんな眺め。この流れが下の駐車場の前まで続いてて、昔は対岸から登って来られたようですが、今は道が崩れて直登できません。杉の木が多く、これはやっぱり花粉症かな。この頃鼻水が止まりません・・・


 再び参道まで上がって引き返し。奥の岩門の滝では思い違いかもしれませんが、誰もいないのに背後で「オイ」と男性の声がした事があり、何となくあまり行きません。その時は滝の上の祠にお賽銭をあげてなかったのでアカンアカン!とあげて来ました(笑)  他にも別の日に犬の鳴き声を聞いたりしましたね。犬連れの人がいたのなら何処に?って感じでした。不思議と言えば不思議ですねぇ。