┏( ; ̄▽ ̄)┓・・・昨夜はテレビ東京系列で「世界の㊙️衝撃ファイルSP」が放送だと整形外科で腰の牽引リハビリの最中に思い出し、アタフタと帰宅して夕食を作りました。いやーーーん料理中になんか湖の巨大生物やってるぅううう!!


 何とか食卓につくとおおビッグフット来たわ?  北米大陸のみならずこの業界ではネッシーと双璧をなすキングオブUMAで、ヒマラヤのイエティは雪山に、ビッグフットは森林に棲むと言わわれる巨大な猿人。番組で取り上げられたのはアラスカで、「最近は森の奥でなく町まで来ている」なのだそう。


 1人目の証言者は子供とサイクリングに出かけた時に、森の木立の間に黒い毛むくじゃらの人間めいた生き物を見ておののき、後でその場に行くと大きな足跡があったそう。人間のような形ですがサイズが規格外で、湿った土に深さ7cmも踏み込まれてた。とても大きく重い生き物のよう。ジャイアント馬場さんの十六文キックを思い出して調べてみたら38.4cmで、そこはかとなくイメージできました(笑)  

( * ̄▽ ̄)v- この足跡の写真はオレゴン州にある「ビッグフット情報センター」で精査されたとか。これは1度は行ってみたいなぁ。

 ↓たぶんこの本に出てくるビッグフット・センターだと思う。とくに米国ではゴールドラッシュの時代から鉱夫や入植者が毛むくじゃらの大きな猿人を目撃したり襲撃されたりしたので、昔からビッグフットを探す人々がいるんすね。この本はそういうビッグフット探索者(ビッグフッター)でなく蝶の生態学者さんが書いたもので、フィールドワークの場がビッグフッターとかぶるので興味を持ったそう。自身も足跡は見つけており、このビッグフット・センターの創設者ほか数多のビッグフッターを取材してました。


( * ̄▽ ̄)v- そもそもビッグフットとは英語を話す入植者の呼び方で、ネイティヴ・アメリカンには氏族ごとの呼び名があって、その最も有名なのが「サスカッチ」や「サスクワッチ」。人間に似たモノという意味で、ネイティヴ・アメリカンは「催眠術が使える」とか「やがて族長となる若者が森で出会う」とか「人間になる魂を吸わなかったモノ」と考えていたそう。


 北米は恐竜の化石は出ますが類人猿の化石骨が見つかっておらず、アフリカやアジアから漂着した猿の祖先はいたけど小型の猿だけとの事から「太古の大型類人猿の生き残り」とは考えづらい。よく言われる事ですが米国人は創世神話を持たないので、それを補うためにUMAや陰謀論にハマる人が多い。ビッグフットとはヒトのミッシング・リンクだけでなく、ある種の郷愁を埋めてくれるのかもですね。↑この「暗い分水嶺」はビッグフットがよく目撃されるワシントン州のダーク・ディヴァイドという場所の名前で、とても興味深いノンフィクションです。


 創設者はピーター・バーンという人でしたが、今の代表はクリフ・バラクマン氏らしい。アラスカで見つかった大きな足跡は5本指で、踵までクッキリついてました。


 ビッグフットの足跡には特徴があり、踏み込みの深さから分かるのですが人間のように地面に踵から足を着かない。足裏全体をフラットに着いており、ぶっちゃけ扁平足なのだとか。


 これは最初の証言者が前の年にも見つけていた足跡で、表面の滑らかな泥の上を歩いたのかな? 平板にペッタリした足跡はハンコみたいなので捏造しやすいけど、研究者は「足を離す時に地面に残るケバ立ちで見分けられる」そう。極めてますねぇ。


 その時は足跡に石膏を流し込んで型を取ったとか。でかッ!! 米国ではビッグフット祭りなるものがあり、こんな足型のパティを挟んだビッグフット・バーガーが食べられるんですって。行けないから作ってみたい(笑)


(* ̄ー ̄)v- ちーと違和感。ヒマラヤでイエティ捜索隊に参加した冒険家の角幡唯介氏が著書「雪男は向こうからやって来た」に書いてましたが、ゴリラ・チンパンジー・オランウータンなどヒトに近い霊長類の手指や足指はこんなふうに揃ってないんすね。木登りしやすいように親指が他の指から離れてる。最も近いチンパンジーでもそうなのに、ビッグフットの足指はあまりにも人間に近すぎないかすら?


 北米のビッグフットもヒマラヤのイエティもよく言われるのは熊との誤認説で、熊は後ろ脚で立ち上がるからそれはそうかも。けれども二足歩行で近づいてきたって目撃例もあり、こちらはフェアバンクス在住の女性が夜遅くに車で帰宅したら、暗い木立の中に赤い目が見え、どんどん近づいてきたそうです。


 女性はスマホで家人に助けを求め、車のクラクションを鳴らして追い払おうとした。それでは逃げなかったけど、家人がライフルを持って出てくるのを見て再び森の中に去ったそう。そして翌日、木立の中に大きな足跡が残ってました。分かりにくいけど長さ50cmは大きすぎるような。番組ではビッグフットが人里まで出てくる理由を「住みかを奪うな」 って警告ではないかと言ってましたが、どうなんでしょうね。


 番組後半では最初に見逃した水棲UMA?が再び登場。中国の新疆ウイグル自治区の天山天池という湖で目撃されたもので、大蛇のような長い生き物?が泳いでました。


(* ̄ー ̄)v- 魚の群れっぽくはないなぁ。マスの仲間で大きくなるものがいるようですが、流石に10m超えはいないみたい。大ウナギ? フェイクでなければ探検隊に出動してほしいすね。


 ビッグフットが足跡しか出なかったのが物足りないけど、こういうのはロマンですね。太古の昔に繋がる穴とかがあって、たまに現れる・・・だといいなぁ。