( * ̄▽ ̄)v- あ、これは寒椿だ。奥に進む時はフユイチゴばかり見てたから気づかなかったけど、引き返す時に早咲きの花が落ちてるのを見つけました。



 見上げても咲いてる花は見つからない。寒椿は山茶花のようにみっしり咲かず、丈高い木の上の方に咲くから見つけにくいです。園芸種だと木が高くなりすぎないよう剪定するから花も密に咲きますが、山の自生木は違うんですね。


 これはアオキの実。青空と青葉に映えますね。各務原アルプスでは迫間不動尊によく自生してて、岩坂トンネル付近にも多いです。実は食べられないかな?


 行きは主に道の右側を見て、帰りは反対側をチェックしつつ戻る。下りてきた森の入り口が暖色に染まっててイイ感じ。奥の方は常緑樹が大半なので目に新鮮です。赤も黄色もオレンジ色もいいなぁと。


 13時過ぎで日射しの角度とかが変わり、来た時とは違う眺めになってました。紅葉の葉むらの中の明暗が綺麗。日が当たるところは光が浮かび上がるようでした。


 赤く色づききらないオレンジ色も良いですね。ここも夜にライトアップすれば綺麗かも。12月の初めが見頃のようです。


 トンネル側の斜面は日当たりが良く青空にも映える。紅葉はけっこう散ってましたがまだ綺麗。こちらは風通しがいいので早く散るみたいすね。


( * ̄▽ ̄)v- 紅葉が日に透けるようなところは見飽きません。空気まで赤金色に染まる気がしますね。寒い日だったけど気持ちも暖まります。


 ここは赤みがかった金の滝のよう。綺麗ですねぇ、ここも穴場だなと思いました。金襴というのはこんな色合いかな? 豪奢な反物を広げたようにも。


( ; ̄▽ ̄)v- 昨年は小ぶりなタッパー2つにぎっしり採れたので、やる気まんまんで大きなタッパーを持参したら1時間でこれだけしか採れませんでした。まだ時期がちょっと早く、たくさん採れるのはもう少し先のよう。また来るかなぁ?


 またテクテク歩いて車に戻る。行く時に見たホースファームの紅葉にも日射しが当たってて、明暗のコントラストが綺麗でした。さあ帰ってジャムを作るかぁ。


 フユイチゴは種がプチプチするのと細かい繊毛があるのが玉に瑕。採ってきた実をよく洗って繊毛は取れるだけ取り、砂糖とレモン汁を加えて鍋でグツグツ。量が少ないので焦げたり蒸発しないように早めに火を止め、茶漉しで濾します。
 

 果肉と果汁を分けたもの。昨年は果汁をムースにして上に濃い色のゼリーを乗せてムースケーキにしましたが、今年は果汁はチーズケーキ。種の混じった果肉はシュトーレンに使いました。


(;  ̄▽ ̄)v- チーズケーキの表面を均せよデコ助野郎。クリームチーズと生クリームにフユイチゴの果汁を加えてタルト台に詰め、煮詰めた果汁を塗って焼くとこう。一晩冷やすと果汁が浸透して色が薄くなったのは内緒ですキリッ!!


 なんちゃってドーナツと共に晩ごはんのデザートに。もうひとつオレンジでもタルトを作りました。


 こちらはなんちゃってシュトーレン。初の薄力粉とベーキングパウダーでの挑戦で、粉を振るう時にひとり「こなぁあゆきぃいいぇえ♪」。スノーボールみたいで楽しゅうございました。溶かしバターと玉子と炒ったナッツと柿・バナナ・オレンジとフユイチゴのジャム、そしてシナモンを混ぜて弱火でじっくり焼き、またバターを塗って粉砂糖でコーティング。ラム酒を入れたいけど母が苦手なので我慢しました。


 何となくそれなりに完成。ナッツも入ってるし、これならフユイチゴの種のプチプチも気になりません。シュトーレンは何年か前に長野県境の道の駅・賤母で南木曽町のパン屋さんが出してたものを初めて食べて、いいものだなと思いました。フライパンでも焼けるので有難い。ドイツ語圏では粉砂糖でコーティングするのはイエス・キリストが生まれたトキのおくるみを表すそうで、クリスマスまで少しずつカットして食べるものだそう。あちこちの菓子職人さんが作って持ち寄って組み合わせて3トンくらいになった巨大シュトーレンが馬車で街を練り歩き、カットして売る「シュトーレン祭り」もあるんですって。いいなぁー。

(* ̄ー ̄)v- バターの分量とか細かい基準があるそうで、やはりゲルマン民族は細かい。ピザ生地ぶん回しながら笑顔全開で歩いてくるイタリアとは違いますな。


(*  ̄▽ ̄)v- 昨日の昼はきのこパスタと共に、オレンジのチーズタルトも添えて。フユイチゴはもう使い切ってしまったので、近場でも収穫をもくろんでます。