( * ̄▽ ̄)v- 昨日は珍しく朝から小雨。気温もそんなに上がらなかったです。最近はこちらに来ると帰りが暑いので敬遠していた板取川へ。関市板取の「モネの池」の下に地区の遊泳場があり、これは橋の上から見る上流側。うーん、水量は少なめだなぁ。



 いつもなら水の中なのに中洲になりかけ。ここは白谷地区というところで石英を含んだ白砂が多いので、白山開山者の泰澄が白谷と名づけたそう。近くの美濃市の大矢田神社がもと神仏習合のお寺で、泰澄の美濃禅定道に連なる場所なんですね。ここは高賀山に近いですが、この辺りは御嶽山より白山信仰の影響が強かった地域で観音信仰も盛んでした。


 こちらは下流側。板取川の中流域にあたり、もっと上流の川浦渓谷に近づくにつれて水の綺麗さが高まります。美濃市には鮎釣り師がたくさんいたけどこの辺りにはまだおらず。いつもいるんだけどなぁ。


 駐車場にはまだアジサイも咲き残ってて、その合間にアサガオが1輪。ああ何か清浄だなぁ。


 これは先日 不動滝森林公園でも見た白い花。ウツギの仲間かな? 小さな花ですが華やかで、綿棒の先みたいなつぼみも可愛い。ここにはたくさん咲いてました。


 駐車場の裏に緑のトンネルがあり、ここから川に下りられる。駐輪場があり地域の子供さんが夏休みにはチャリで泳ぎに来るみたい。まずは鬱蒼としたトンネルで、中に入ると広々しています。


 ツユクサもたくさん。鮮やかな青が点々としててイイっすね。この日見られなかった青空の代わりでした。


( * ̄▽ ̄)v- トンネルをくぐると見通しのよい小さな森になります。石畳で道が作られていて、この辺りのお子さんはいいなぁと。私んちの方では藪漕ぎで川に下りるしかないのですごく羨ましい。夏休みには楽しい道のりだなと。


これが海辺だったらまた別の良さがありそう。曇っていたけど周りの青葉が明るくて、その先へのワクワク感が高まります。


 鮮やかな緑色のアジサイが1輪咲いてました。道路沿いがアジサイロードになってますが、自生でここまで来たのかも。このまま色を変えずに終わるように見えました。


 川が見えてきた。さっき上から見下ろした橋の下から少し上流までが遊泳区域だと思います。ここは川原に大きくなだらかな花崗岩があり、一部に砂浜もあり。よそから来たウェーイ勢もよくいますが、まだ朝だし曇りなので無人でした。


 ここは川に近づくとちょっとだけ生臭い。夏は鮎釣りもあるし雑菌が繁殖しやすいからかな。けど不快なにおいではなく、子供の頃から馴染んでます。ここはまだ少ない方。ホームの神渕川は最近もっと鼻につくようになりました。標高が高くないのもあるかもで、高めの付知峡や乙女渓谷では皆無です。板取川も冷たいけどそんな違いがありますね。


 これが白谷地区の川原の花崗岩。付知峡のより白く、日に灼けてさらに色が抜けたような感じ。ここは水中に苔がありますが、乾いた岩はフラットで滑らず歩きやすいです。