( * ̄▽ ̄)v- 立ち上がって見下ろす2段目の淵。やはり少し上から見ると青みが濃くなります。ここも上からだと底がよく見えますが、深さは1.5mは余裕であるかな? 私が立ってきっちり水没するくらい(笑)  透明度が高いと浅く見えると思います。ここは入るのはいいけど上がるのは難しそう。入れないと分かっていても来たい淵ですね。



 その上に1段目の淵がありますが、幅が狭くて渓流の一部という感じ。岩伝いに近づけるのはここまででしたが、底はひと連なりの岩盤で日射しがあると透明な水の層が綺麗です。青みは淡く優しいかな? ただ流れは速いところすね。


 1段目と2段目を引いて見るとこう。2段目に注ぐ小滝はひと連なりの岩塊が水に削られて緩い段差になったものだと分かります。淡い青の層が段差を乗り越えてより鮮明な青に変わってて、面白いなぁ。綺麗だなぁと感嘆しきり。ここもいつもより水が引いてるので周りの岩をよく見られました。

 ここから王滝新道に上がれるので手足を置く場所を探すと赤く色づいた葉が落ちてました。気が早いなぁ、散ってから紅葉したのかな?  ここは夏でも夜は肌寒いくらいだと思うので、もう赤い葉になるのかも。青い淵との対比が鮮やかでした。


 斜面を登る前に青い淵を見納め。何度も来てるけど立ち去りがたいものがありますね。


 底には大小の岩がひしめいていて、それが透けて見えるのが良いなぁと。水中に噴き出す細かい泡が綺麗すね。水面に上がって弾けて白いしぶきになって流れていきます。付知峡土産には青川サイダーというのがあり、今調べたら水質検査に時間がかかるので佐賀県の水で作ってるそう。どうなのよそれ(涙)  無色透明のサイダーだけど、せめて色はこれにしてほしかった。


( * ̄▽ ̄)v- 斜面から見るとああ、やっぱり「谷間の宝石」だなぁ。もっと近かったらもっと頻繁に来るんですけどね。付知峡と隣の乙女渓谷がいちばん好きですが、中津川市だと夕森公園の竜神の滝、下呂市だと飛騨小坂の巌立峡も捨て難いすね。山県市の神崎川も絶品です。


 2段目から3段目も見納め。その日その時によって微妙に色合いが違うので飽きません。冬は県道が通行止めになるので来た事がないですが、雪景色の中でも美しいでしょうね。


 これが王滝新道。ちょっと行く気がしない(涙)  
でも少し先にイイ渓流に下りられるようになっていて、日当たりはよくないけど驚くほど広くて渓流釣り師のフィールドかな? ちょっとした別天地気分が味わえます。


 道の脇には花期の終わったヤマアジサイ。これはこれで緑色の花が咲いてるようですね。みずみずしいと思いました。


 それでは橋を渡って高樽の滝へ。こちらは下流側で、少し下に大きな堰がありその下に地獄淵があります。そこにも滝があるけど上からは木が茂っていて見えず、淵まで下りても岩壁に阻まれて見えないのが残念。淵はすさまじく美しかったけど、下りるのはちと骨が折れました。


( * ̄▽ ̄)v- ハイこれが高樽の滝。この落とし口の手前に3段の淵があるんですね。いや本当にひとつ間違えたらここから落ちるから、淵を見に行くのも自己責任ですキリッ!!