食事を終えて川原へ。お店を出ると岩魚の生け簀の向かいにある「オギシロ様」にお詣り。これは明治35年に伊勢神宮の式年遷宮に送られたヒノキの大木の切り株で、土砂崩れなどで流されてきたものだそう。ある修験者から「大切に祀るように」と言われてここに安置されたとの事です。オギシロとはたぶん「御木代」かな? ご神木、神の宿る木って意味じゃないかなと。
同じ付知峡でも場所によってさまざまな貌(かお)があり、いちばん高い高樽の滝や山岳道路のオアシスでは渓流美。不動滝公園では谷底の滝と広々とした砂利と岩の浅瀬。ここでは白砂と青みのコントラストが特色です。
対岸の岩の隙間に岩ツツジが咲きますが、この日はまだ見えませんでした。対岸までザブザブ歩いて行けそうに見えるけど、真ん中あたりは立っていられないかも。遊泳禁止なので挑めないですが、やってみたくなりますねぇ。
さらに遡上するとこんな感じ。少し浅くなるけどその分 流れも速くなってます。ここも対岸の岩壁が面白いですね。
( * ̄▽ ̄)v- こちら側にはヤマアジサイ。やはり自生木が好き。薄曇りによく映えます。
川原はここで行き止まり。ここからは膝上まで水に入って岩壁伝いに進むと、嘘のように広くて深い淵がある。そこからは泳がないと先に進めません。数年前にそこまで行きましたが、息を飲むような眺めでしたね。この日は時間切れでここまででした。
( * ̄▽ ̄)v- これで車に戻ったのが正午くらい。朝8時台に山岳道路のオアシス→高樽の滝→不動滝公園、そしてここまで巡れました。駆け足でも贅沢な誕生祝いの流れ旅でしたね。