東屋の向かいが蕪山の登山口。登り始めに株杉が多く、この日はそこまで散策しました。ここは私有地なのでゴミを残したり、綱で仕切られてるところに立ち入るのはNGです。
(*  ̄▽ ̄)v- ここから株杉が増えてくる。直径1m以上の株が30ほどあり、朽ちた大木を苗床にしてそこから複数の木が伸びたんですって。真っ直ぐに伸びた木は木材にするために伐られ、複雑に幹が分かれた株が残ってます。
奥美濃と奥飛騨にこういう杉の巨木が見られるそうで、雪深い環境が関係してるそう。俯瞰で撮ろうとするとスマホを横にするしかなく、写真は小さくなってしまいます。
最高樹齢は400~500年ほどと言われ、木によってはもっとありそう。特異な育ち方をした杉の木で、ちょっと異世界に迷い込んだような記がします。
完全に枯死したものと苗床として生きている木があり、生きている木はさらに真っ直ぐに幹を伸ばしてるから分かりやすい。けど伸びすぎたら重さを支えきれるかな? いずれ伐らないといけないかも。
( * ̄▽ ̄)v- 見事なものは縄文時代の火焔型土器のよう。信濃川流域の新潟県でよく出土する独特な土器で、燃え上がる炎を象ったような形をしてますよね。あとどうしても連想してしまうのが相原コージ氏の真・異種格闘大戦。「勝手にシロクマ」 の主人公のアルビノのエゾヒグマのシロちゃんが派手にグレてしまい、どんな汚い手を使っても勝てばいい!なジャギ兄みたいになってしまってたんすね。
(* ̄ー ̄)v- アルビノで白いのがコンプレックスで、馬鹿にする相手をことごとく倒す凶暴なファイターになったけど、アフリカゾウとの対戦で両手を掲げて「わたしは木」とシロちゃん時代の決まり手を出してギブアップ。観客席からもう止めろと叫んでた弟の大ちゃんと猪のうり坊と一緒に帰ります。「俺の熊生(じんせい)は間違ってたのかな」と呟く瀕死のシロちゃんに、弟の大ちゃんは「熊生に無駄なものなんてないんだよ」と答えますが兄は死に、大ちゃんの住みかに戻ると子供の中にアルビノの子熊がいた。ギャグ漫画だけど泣けました。相手コージ氏はコロナ禍の中で鬱になり大変そうですが頼む生きてくれ。ギャグ漫画家は精神の消耗が激しいのか鬱になる人が多いですね。
ありし日のほっこりシロちゃん↓ 相思相愛になったヤマネのちょしちゃんをお母さんに喰われた展開は鬼ですた。
さらに木が伸びてる株が凄いなぁ。これからもこんな株が生まれるのかな? 周りはけっこう普通の杉で、何が違ったんだろうと不思議です。
( * ̄▽ ̄)v- あ、タツナミソウを発見。1ヶ所にだけ咲いてました。森の中に紫色の小さな波が立ってて可憐。御嵩町/瑞浪市の鬼岩公園にたくさん咲きます。そろそろ見に行こうかなぁ。