( * ̄▽ ̄)v- 中段と上段。まだ上段は少ししか見えませんが、そこが三筋の小滝になってるのと全体が三段構えなので三ツ滝と呼ぶのかも。滝つぼは深そうで、現在進行形で岩を穿ち続けてます。
ここの三ツ滝不動明王はモダンな像容でガチムチのテライケメン。青銅製のようで、衣にひとすじの青が見えるのがいいっすね。円空上人は今の羽島市の生まれで諸国を巡り 生涯に一万五千体の円空仏を彫りましたが、晩年の作は飛騨と関市に多いです。下呂温泉の合掌村と関市の高賀神社に記念館があり、最晩年に彫った歓喜天は後者にあります。
ここではあるお宅に逗留していて、そこの娘さんがとても美しく優美な立ち居振る舞いだったため、さすがの円空上人も鑿が鈍ったそう。これはアカンと気合いを入れて深山に分け入り滝のそばで瞑想していたら、不動明王が現れて喝を入れてくれたとか。現場監督キタ。そこでガガガと聖観音・善女龍王・善財童子の三躯の像を彫り上げたのだそう。今はここに無いようですが、聖観音か善女龍王にはかの佳人の面影があるかもしれませんね。
円空上人が煩悩滅却したと言われる三ツ滝の上段が見えてきた。また違った雰囲気になるのが面白い。新緑の季節は上段のライトグリーンがとても綺麗です。
中段の滝つぼも洞窟を作ってる。ここは入ったら出られないだろうし、すぐに下段に落ちますね。日当たりがいいともっと鮮やかなエメラルドグリーンに見えます。帰りに期待。
階段の途中から見下ろす中段の淵。あとちょっとで日射しが当たるくらいですね。下段の落とし口はもう白光してました。
( * ̄▽ ̄)v- これが上段。滝つぼはそんなに深くなく、そこから広く浅めの淵が広がってます。ここの色合いがいちばん淡いかな? 木洩れ日が射してきてました。
ここを進むと分岐点。この道の下の斜面には少しだけヤマシャクヤクが咲くのでそれも楽しみです。