唐谷滝から流れ出す水。もう少し踏み込めたらドーム形の岩壁の柱状節理がよく見えるんだけど残念。後から来た人と交代しました。


 流れ出した水は透明度が高く、淡い緑の水面に日射しが当たって眩しいくらい。この辺りには水底の石に苔が無く、裸足で踏み込むと気持ちいいです。


 (*  ̄▽ ̄)v- 少しだけ足浴。淡い緑色とのグラデーションが爽やかで、潜るにはもう冷たいかな? 三ツ滝の方より踏み込める場所が多いのがこちらの良いところです。


 こちら岸には砂利と砂の底があり、日射しで波紋が出てきてとても嬉しい。今年の夏もあちこちで堪能できました。


( * ̄▽ ̄)v- 水面がまろやかでプリズムのよう。渓流で見る万華鏡ですね。無色透明でも青みがかかっててもとても綺麗です。川の小石は水の中にあった方がきれいだなぁと。


 少し川幅が広くなると優しい眺め。底の小石が絶えず洗い流されてるのがいいなと思います。


 それではもうひとつのお楽しみ。「あかがねとよ」は銅(あかがね)色の樋(とい)という意味で、昔は滝の周りの苔が赤かったのでそう呼ばれます。こちらは唐谷にかかる滝で、唐谷滝とはまた違った美しさです。


( * ̄▽ ̄)v- 水量が多くて滝が全部見えるところまで行けなかった(涙)  これも黒い柱状節理の岩壁に隠れるような滝で、確かに雨樋のよう。今は岩壁を覆う苔は文字通りのモスグリーンで、なぜ色が変わったんだろう?  ここはつややかな黒岩と白いしぶき、そして滝つぼから広がるエメラルドグリーンの淵がとても美しいです。


 普段はもっと水が少なく、溢れ出さない時もある。上は涸れやすい唐谷で、もともとの水量は少なめです。それでも滝つぼの水が涸れないのは下から湧いているからで、なので常に澄んだ水をたたえてるんですね。滝から落ちてきた魚が雨が降るまで留まってる時もありました。


 滝を囲む岩盤が黒いため、淵の水は濃いエメラルドグリーンに見える。白と黒と緑がとても鮮やかで、ここも「谷間の宝石」です。うわあ潜りたい。水中もきっと綺麗だろうなぁ。


 動画も録ってみました。

       

 普段はそこまで水が来ないところに生えてる草が沈んで、アクアリウムみたいになってました。涼しいかな? 苦しいかなぁ?


 どんどん人出が出てきたので入れ代わり、私は林道へ。夏の終わりに来られて良かったです。


 林道には土砂が崩れてきてる箇所があり、全体が苔に覆われてたら最近は崩れてないしるし。新しい岩も落ちてきてますね。


 林道から川原に下りられる箇所もあり、奥に池もできてます。見た感じ底が砂で、踏み込んだらズブズブいくかも。流れてないと澱むので、やはり川は流れてないとなぁ。


 テクテクと行者橋まで帰還。あとはもう一度三ツ滝を見ながら戻ります。


 行者橋から眺める景色。これは椹谷で、唐谷滝とあかがねとよの水が合流して下りて来たんですね。ここも水面が穏やかで優しい流れです。