ゆるい上り道をテクテク歩いて20分ほどで滝の上の駐車場に到達。ここから川原に下りるようになってますが、その前に少し先に公衆トイレがあるので向かいました。


 位置はこう。ここまで椹(サワラ)谷を遡って来ましたが、ここで唐谷と合流します。この下にあかがねとよと唐谷滝がありますが、少し進んだ公衆トイレのそばから見る渓流がここまでとは違う眺めになる。面白い眺めで好きなところです。


 ここにも紅いミズヒキ。川のそばの湿気が多いところによく咲く気がします。ネーミングが雅びですね。


 その下に咲いてた小さな白い花。名前が分からないけど可憐だなや。


 がんだて公園との距離はこのくらい。溶岩台地の原八丁経由だと少し遠回りになりますが、春には山ツツジが咲くし夏にかけてはギンリョウソウやチゴユリやタニギキョウも咲く。カタクリを育ててる区域もありますが、まだ花の時期に来た事がありません。とても歩きやすい森林浴の森なので、時間があるなら原八丁経由がオススメかな。


 この辺りは国有林になっていて、ハザードマップがあります。崩れそうなところを調査してるんですね。ここは土砂崩れが来そうな場所で、大雨や台風の後は要注意です。


( * ̄▽ ̄)v- あ、タマアジサイが咲いてる。ここは奥は行き止まりになっていて、渓流の上の橋を渡ると公衆トイレがあるところ。ここは渓流の岩が黒く、溶岩流が冷えて固まった狭い流れです。


 奥のゴロゴロしてる岩はたぶん土砂崩れで流れてきたもので、その下に黒くつややかな「もと溶岩」が渓流を作ってます。浅い淵がここではペリドットのような黄緑色ですね。


(*  ̄▽ ̄)v- ここは普段はとても水量が少なくて、ほとんど水が流れてない事も。こちらは唐(カラ)谷と言いますが、涸れ谷という意味かも。この日は水量が多くて見ごたえがありました。


 これは淵の下。もと溶岩の黒い岩の隙間にウォータースライダーみたいに水が流れ落ちており、しぶきの白とのコントラストがとても綺麗。垂れかかる青葉も涼しげです。


 三ツ滝のある方の渓流とは違い、ここまで来るとこういう黒い岩が多いです。初めはアスファルトかと思ってたけど、天然のアスファルトみたいなものですよね? だいたい合ってる(笑)


 ここにも初めて見る花を発見。何度も来てても微妙な時期のズレで新発見があるのが楽しいすね。


 この日はミツバフウロをいちばん見たかな。初めて見たのが付知峡で、この紫色の雄しべが可愛い。白い花びらに入る紫の筋もいいっすね。


 普段はなかなか見られない、水に満ちるカラ谷。日射しが当たると水の色合いが微妙に違い、ここも良いスポットです。