山に行く時の参考になるかと思って、つい(笑)


( ̄∀ ̄)v- 水曜日のダウンタウンで春日さんが持ってきた企画、異種格闘技戦「熊を倒したジジイ-1GP」。日本全国の熊アタック撃退者ご本人に相撲で戦っていただいて頂点を決めるというものですが、熊撃退者の年齢層は圧倒的に60代以上なんですって。


重傷以上の被害を受けるのも山菜採りや山仕事の同年代の方々だと思うのですが、たいがいの熊遭遇状況は1枚目。畑仕事や果樹園の見回りや渓流釣りの最中に気配を感じたらもう至近距離に熊がいて、逃げる暇はない状況。「目が合った瞬間に飛びかかって来た」とか聞くと、「視線をそらさず後ずさる」は無理のような。


( ̄ー ̄)v- 熊を撃退した方々に学ぼうかと思ったんですが、異種格闘技戦という事で部門は「投げ」と「打撃」と「武器」。各部門2人ずつ選出してのトーナメント戦でしたが、空手やレスリングや少林寺拳法の経験者が多かったです。


( ̄∀ ̄) 前脚を振り下ろされて顔の肉を持ってかれたらかなわんと思って。空手では十字受けと呼びますが、受けとめて蹴りつけて貫き手で目潰しを……

( ̄∀ ̄) もう最初から仁王立ちで、覆い被さられて何かないかと思ったら手元に鉄パイプが……

( ̄∀ ̄) とっさに熊の脇の下に腕を入れ、そのまま投げました。


参考にできない(涙) 皆さん共通なのは「最初から土壇場で無我夢中」で、空手やレスリングの心得がある方でも、揉み合ううちにちょうど手が届く位置に熊の急所があったりで、「運」も大きそうでした。山の斜面から投げ落として、駆け上がってきた所を再度落としたって山小屋のおじいさんが最近おられましたが、その方は出場されませんでした。その格闘センス、どんだけやと。


( ̄∀ ̄) 力仕事ばかりでしたから自信はありますよ。湯呑み茶碗を握り潰した事があります。


どんな状況で握り潰したんだとお尋ねしたくなる方もおられましたが、「もう年だから」と辞退される方も。武器部門はお2人とも対戦は辞退で、境内の掃き掃除中に熊と遭遇して熊手を振り回して撃退した宮司さんは「熊手を持って行くわけにいかないでしょう」と、淡々と飛ばしておられました。


( ̄∀ ̄)v- だからいきなり決勝戦。やっぱりと言うべきか、空手館の館長の宮川さんとレスリングで国体出場経験者の佐藤さんが対決されました。何この臨場感。


勝者は若さも物を言ったか、レスリング経験者の佐藤さん。熊とどちらが手強かったか聞かれたら「断然熊です」との事でした。



( ̄∀ ̄;)v- 私も格闘技を習うべきだろうかと考えてしまいました。