やっとのお休み。今日は久しぶりの晴天で、野遊びに出る前に県境を越えて買い物してきました。


( ̄∀ ̄)v- 来月 ちゃんとした服装をしないといけない行事があるので化粧品と、ヴィレッジヴァンガードにちょっと。


この間 切り裂きジャックの記事を書いた時に読んだホラー&ダークファンタジー専門誌「ナイトランド・クォータリー」の幽霊屋敷特集の号が欲しかったのですが、オーマイガー!無くなっとるがや!!……でも手ぶらでは帰らない。代わりに面白そうな本が2冊ありました。


「絶対に出る 世界の幽霊屋敷」(原題:HAUNTED PLACES)

( ̄∀ ̄)v- 邦題がやる気まんまんのB級ホラー映画みたいですが、意外なことに天下のナショナルジオグラフィック。写真のクオリティは半端なく、屋敷に限らずお城・教会・病院廃墟・島まで網羅。英国ダンウィッチの修道院跡とメキシコの人形島も載っております!


「死をめぐるコレクション 病的な蒐集家が紡ぐ奇怪な世界」(原題:MORBID CURIOSITIES)


( ̄∀ ̄;)v- つい購入。頭蓋骨、ミイラ、デスマスク、医学標本、顔面整復パーツ、死亡証明書、囚人ナイフ……ありとあらゆる「死」に関わる物品を集めて集めて集めまくってる方々が写真を提供してる本ですが、ホラー映画好きには「美術さんグッジョブ!」なんだけど、モノは本物ばかりです。(涙)


物品は載せたら削除クラス(ホルマリン標本とか)が多すぎますが、服役中の連続殺人鬼が書いた手紙とか絵とかもあり。エド・ケンパーが描いたピエロの絵もあるけど、お金持ちがまとめ買いして焼却したんじゃなかったんかい。


まだパラ読みしただけですが、コレクションの写真を提供したコレクターさん達もなかなかイイ味。顔出しNGの人もいますが、出してる方々は何かこう、貫禄がありますね(涙)


2枚目は奥様とポーズを決めた、いかにもお金持ちそうな紳士。初期の蝋製の人体解剖模型やリアル標本、干し首、古代エジプトのミイラの手などコレクションは幅広く、博物館クラスの品を一気に100点買うのも珍しくないとか。富豪の資金力ですなぁ。


3枚目は体を真っ二つに断ち割った解剖模型(本物)と共にカメラに収まる紳士。病理学的な標本から呪術的な猿の手のミイラ、触ると祟ると言われる人骨などを蒐集。救命士だったとの事で、いろんなところから蒐集道に入るものですね。


( ̄∀ ̄)v- 4枚目はお目々がくりっとして可愛いお兄さんですが、持っているのは双頭の亀(生きてる!) 守備範囲は突然変異の動物の剥製とか、干し首とか。コレクターの蒐集品に干し首率は爆高です。


5枚目の方は、ルックスからかなりのインパクト。登場するコレクターの刺青率は半端じゃないですが、この方が一番すごい。元は米国の博物館の依頼で中東やアジアで遺物を取り返す仕事をされていたそうで、やっぱりアマゾンの干し首、チベットの髑髏杯、メキシコの呪術的な羊の頭蓋骨(ターコイズと染料できれいに装飾されている)など、呪術関係の品物が多いです。



いずれも高価な「コレクション」ですが、集め続けるというのがすごいすね。当のコレクターさん達のお話も、とても興味深いです。ゆっくり読もう。