お次はガチで「幽霊」に的を絞ってきました。さすが英国、心霊現象を検証するゴーストハントの発祥地。ロンドン大学の心理学者、クリストファー・フレンチ先生は、その名もズバリ「憑依プロジェクト」という実験を行います。


-v( ̄∀ ̄;) 今度は脳と神経という「内部要因」でなく、外部からの刺激一択。あああよく聞く、幽霊屋敷や心霊スポットではある種の低周波や電磁波が原因になってないかとか、よく考えたら英国由来の正統派のゴーストハンターは、昔っから当たり前に温度や湿度や電磁波を測定する機器を持ってくる。ハンター魂は健在っすな。


(; ̄∀ ̄)v- 日本のバラエティでは赤外線カメラあたり。気が利いていれば気温計まで。だから大槻義彦先生がお怒りになります。


かっけぇ。The“Haunt”Projectですってよパイセン。そのままB級ホラー映画のタイトルに使えそうでたぎりますが、実験の内容は心霊好きのお方には分かりやすいかも。


“室内の温度・湿度・明るさを一定に保ち、20ヘルツ前後の低周波音と一定の電磁波を流す。”


( ̄∀ ̄)v- 人間が聞こえる範囲の音(可聴域)は20~20000ヘルツだそうで、それ以下は聞こえない。でも聞こえると自覚できないだけで人は何らかの影響を受けているとも言われ、「19ヘルツはヤバい」とか、「名だたる心霊スポットには19ヘルツの低周波音が流れている」とかまことしやかに語られます。電磁波はどのくらいがアツかったかな?


実際には19ヘルツでも聞こえる人はいるとか、そもそも心霊に関係ないって見方もありますがここでは脇に置く。おおおこれはまた本格的な実験室。低周波音とか電磁波はともかく、「ここに1人で50分入っとれ」はなかなかのプレッシャー。ホラー映画では被験者が続々とぶっ壊れるまでがお約束ですなぁ。


( ̄∀ ̄;)v- クライヴ・バーカーの原作で、被験者を肉がらみのトラウマに真っ向から向き合わせるために、こんな所に閉じ込めて生肉の塊をドン!と置いて飢えさせる映画がありましたな。あれは悪夢。そういやバーカー御大も由緒正しき英国人だわ……


流す低周波音が20ヘルツ前後というのがそこはかとなく遠慮がちのようでもあり、「前後の前はどのくらいまでよ?」って恐ろしさが無きにしもあらず。電磁波は有害になる一歩手前までは流してるんじゃないかとか、セットの中の被験者のモルモット感がたまらないすね。絶対(というか普通取る)同意書とってますわ、項目多めで。



まさかNHKが被験者ぶっ壊れを放送するはずがない。分かってますが、ちょっと緊張いたしました(涙)