今日で年末年始のお休みも終わり。また明日からお仕事です。


( ̄∀ ̄)v- おせちは三が日も保たず、今年最初のスーパーへ行きました。


お昼前に兄を同窓会に送って行ったのに、未だに帰らない。遅くなるのはいいけれど、夕ご飯が要らないなら連絡くらいしろと小一時間。テクテクウォーキングも夕暮れ直前になりました。


( ̄ー ̄)v- 連絡が来たら迎えに行かねばならぬから、あまり遠くまで行けず。一昨日ちょっと登った裏山のふもとを歩いてきました。


だんだん日が長くなってきた。地域の呼び名でまんま「山田」という山のふもとの田んぼは少し高い場所にあるので、ちょっとだけ町が見渡せます。でも逆光だから山しか見えぬわ(笑)


人( ̄○ ̄) 帰りは地域の「ジオウ様」のお堂で手を合わせる。これは十王が訛ったもので、道教由来の「十人の冥府の裁判官」です。


閻魔大王もこの十人のひとり。仏教とコラボもしていて、人は死者になった後、あちらで七日ごとに、生きていた間の行いの審判を受けるんだそうです。


初七日:秦広王(不動明王)
十四日:初江王(釈迦如来)
二十一日:宋帝王(文殊菩薩)
二十八日:五官王(普賢菩薩)
三十五日:閻魔王(地蔵菩薩)
四十二日:変成王(弥勒菩薩)
四十九日:泰山王(薬師如来)
百日目:平等王(観世音菩薩)
一周忌:都市王(勢至菩薩)
三回忌:五道転輪王(阿弥陀如来)


( ̄ー ̄)v- ここまでが十王で、あと七回忌に蓮華王(阿しゅく如来)、十三回忌に抜苦王(大日如来)、三十三回忌に慈恩王(虚空蔵菩薩)を加えて「十三王」となる事もあり。審議が長引けばまだいます。


初めて知ったのは中津賢也氏の漫画「黄門☆じごく変」だったんですが、そこでは弥勒菩薩の化身のちっちゃいオッサン先生と、その教え子で天部の化身の高校生(助さん格さん)が地獄で十王とバトルするお話でした。


( ̄∀ ̄)v- 天部とは阿修羅王とか、もとはインドの悪神だったのが仏教を守る善神になったモノすね。今は「聖☆おにいさん」に、押しの強い帝釈天とかいっぱい出てます。


ここに朝夕はるばる杖をついて来て、般若心経を唱えて帰っていくお爺さんを最近見ない。十王の裁きには当人の信心や、亡き後の身内の供養も加味されると言われ、それが回忌ごとの法事やお盆(盂蘭盆会)を行う意味でもあるのだそう。


( ̄∀ ̄;)v- うちは今度 父の十三回忌だから担当は抜苦王だわ。頑張りますからよろしくお願いします。


仏教では大日如来か。これは修験の山に登りまくるしかないは(笑) 本来は嘘をついたら舌を引っこ抜くのは閻魔王の次の変成王らしいですが、なぜ十人の裁判官の中から閻魔王が“大王”としてクローズアップされたんだろう?………


( ̄∀ ̄)v- 外面如夜叉 内面如菩薩。閻魔大王に付与された仏教の尊格が地蔵菩薩なのは興味深いすね。地獄の片隅で地道に救済してはるお地蔵さまとは……



まだ兄から連絡ナシ。もう知らんわ。今日の夕餉は二色海鮮丼とブリ大根でした。