もう東白川村から国道脇にはキンモクセイがたくさん咲いていて、車窓全開でスーハースーハー。中津川市に入ってもしばらく続きましたが、乙女渓谷に向かう林道からは杉やヒノキの匂いに変わります。


( ̄∀ ̄)v- 南飛騨かつ裏木曽という地域で、山の形が長野県ぽくなってくる。稜線がなだらかでも、木曽の山は高いんす。


この乙女渓谷からは標高1981mの小秀山への登山道があり、途中までは遊歩道。向こう側は長野県の王滝村で、昨日 御嶽山噴火から3年目の追悼式が行われました。


管理棟はもうこの季節は無人で、それでも登山届と駐車料金をポストに入れる。このキャンプ場で既に標高800mなんで、遊歩道までしか行かなくても登山届は必要です。


渓流にかかる木橋(二の谷登山道入り口)の手前には震度測定器あり。ここは阿寺山系・阿寺断層帯というのに属していて、頂上に登れば目の前に御嶽山がある。そして流れる水の源流は御嶽山です。鎮まり給え御嶽さまよ。


木橋から臨む渓流は今日も透明で清らか。遊歩道に続く道はいつも濡れていて、靴底から滲み込まない程度に水が流れています。


( ̄∀ ̄)v- 雨の後は川。でも勿体ないくらいにきれいな水です。


右側は苔むした岩、左側には茂る木立。真夏でも空気は冷たく適度に湿ってて、水の中を歩むがごとき快適さ。森林浴回廊と銘打たれてますが、雑木林には慣れてる山間部住民にはむしろ「水の森」という感じ。マイナスイオン来てます来てます。



遊歩道の入り口にはお約束の熊出没注意の貼り紙。写真にされると遭遇シチュエーションを想像しやすく気が引き締まりますが、いつ見ても精悍できれいな生き物すなぁ。