岩場は見た感じキツそうですが、天然の段差がついた強固な大岩なので素人でも登れます。


ヾ( ̄∀ ̄;)ヾ でも雪が積もったり凍結する時期は私には無理ね。好天で岩が乾いてるから良かった。


上から「ファイトーーーーーー!!!」と振ってくれる人がいないので、「いっぱーーーーーつ!!!」とも叫べない。イイ感じに太腿に熱を感じながら攀じ登ると、視界がパノラマに開けてきました。


-v( ̄ー ̄;) これよコレ。リアル中2病真っ盛りの若き日に、「山の向こうにはきっと知らない町がある」と思って登った瞬間の衝撃は。


(ノ△T;)v- 全方位パノラマ地点まで登っても、山しかねぇよ!!!(語尾に力を)


海無し県民のデッドエンドここに極まれり。山のあなた(彼方)に幸いありと人は云ふ。幸いどこよ、山しか無いわよ!!


( ̄ー ̄)v- もう慣れた。今はむしろ周囲に山がないと落ち着きません。こんだけの山が酸素出しまくってるからエエとこですわ。


「そんな悲しいコト言うなよ」「笑えばいいと思うよ」ってな碇のシンちゃんみたいに、きめ細やかな七宗町山歩会の標識が心を和ませる。でもまだ五合目なんだ、けっこうしんどい………


-v( ̄○ ̄;) あ……


はるか彼方に、真っ白な峰がくっきりと見えました。木曽御嶽山だ、後ろに乗鞍岳や焼岳、かすかに穂高岳や槍ヶ岳も見える………


写メだと木曽御嶽山しか写りませんでしたが、頂上からは中央アルプスの峰々もうっすら見える。加賀白山さえ臨め、運が良ければ伊勢湾まで見えるのだとか。


-v( ̄○ ̄;) ……きれいだなぁ。


海無し県民の至福ここに極まれり。遠く離れておりますが、それ故に白く清らかで美しい。この辺りにも御嶽信仰の名残りが残っているのは、それだからなんでしょうねえ。


さきの噴火で、まだ下山できない方々がいる。何とはなしに短く手を合わせ、さらに先を急ぎました。



頂上近くに、こんな時期に咲き残っている山ツツジがありました。この辺りでアカヤシオと呼ぶ花かな? 初夏に咲くものなんですが、ちょっと不思議でした。