以前は1週間に映画(もちろんDVD)が3本観られましたが、年のせいか最近なかなか。


( ̄∀ ̄;)v- 1作のレビューを終えると、「やっと終わった」って解放感と「書く事がない心もとなさ」があったりします。


それで絶えず「次コレかな」ってアテをつけておくんですが、コレやるとなぁ、何十記事いくかなあ………


( ゜д ゜)v- 1枚目は映画館で買ったパンフ。もうレンタルに出ましたね、天下のユニバーサル配給の『エベレスト』。映画館では『エベレスト 3D』でした。


1996年5月の、世界最高峰エヴェレストでの大量遭難事件。公募登山隊(遠征登山を営利事業化した遠征隊)という新しい形の登山のリスクが浮き彫りになった事件で、映画はその場にいたジャーナリストのジョン・クラカワーの著書『空へ』(INTO THIN AIR)に沿った内容でした。


( ̄ー ̄)v- 12人の犠牲者が出てその1人は日本人。とてもむごい遭難記録なので躊躇するところもありますが、「エヴェレストのデス・ゾーン(標高8000m以上)を3Dで見られるのか!?」とつい映画館まで。


( ̄ー ̄)v- ベースキャンプ付近は現地だそうですが、山中ロケはヨーロッパ・アルプスだったみたい。その辺は複雑。


で、絡めると大変なんすけど、コレもずっとレビューを書きたいやつ。アレですアレ、「そこに山があるから」の人について。


『エヴェレスト初登頂の謎/ジョージ・マロリー伝』(The Mystery of Mallory and Irvine)

『そして謎は残った/伝説の登山家マロリー発見記』(Ghosts of Everest)


エヴェレストの初登頂は1953年5月29日で、初登頂者は英国人のエドマンド・ヒラリーとシェルパ族のテンジン・ノルゲイというのが公式記録。しかし、それより30年近く前の1924年の6月8日に英国人登山家のジョージ・マロリーとアンドリュー・アーヴィンが頂上近くで消息を絶っていた。もしかしたら、彼らは登頂していたかもしれない……


( ̄ー ̄)v- マロリーの遺体は1999年5月1日に標高8000mより少し上で発見され、アーヴィンの遺体はまだ確認されていないが、1970年代に中国人が「英国人の遺体」を目撃。遺品だけなら、アーヴィンのピッケルが見つかっている……


頂上を目指す際に、2人のどちらかがコダックの小型カメラを持っていたとされますが、もしそれが発見されて「頂上から撮った写真」があれば、エヴェレスト登山史は塗り替えられる。近年にもそれを探す試みはありましたが、見つかってないです。


( ̄ー ̄)v- そもそもジョージ・マロリーはなぜエヴェレストに登るのかと聞かれて「そこに山があるからだ」とは言ってなかったみたいすね。


以前『雪男は向こうからやって来た』ってノンフィクションのレビューを書いた時にヒマラヤ萌え、登山萌えはさんざん書いたから、いい加減くどいしな……



( ̄∀ ̄)v- これも面白そう。『シャドウ・ダイバー』。ニュージャージー沖の海底に「紛れもなく第二次世界大戦時のUボート」が沈んでいたけれど、「その海域にはそんな記録は残っていなかった」ってトコから始まるノンフィクション。



深海の方がロマンがあるかなあ。

※つけ加え:でも途中まで書いちゃったんで山で完徹します。