街灯にあしらわれてるのが清流と鮎。その和良町メインストリート沿いに、念興寺というお寺があります。


山号は松澤山。宗派は真宗大谷派で、大昔には天台宗だった古いお寺ですが、ここに「瓢(ふくべ)ヶ岳の鬼の首」があります。


( ̄ー ̄)v- 平安時代にこの近辺の瓢ヶ岳というところを根城にして鬼が悪さをしていたそうで、朝廷から派遣された藤原高光という人に征伐され、その子孫がお寺に頭骨を納めたのだとか。


かつて永井豪御大が『手天童子』を描く際に訪れて写真を撮ったら怪異が続き、そのために写真撮影はNGになったというお話がまことしやかに囁かれてます。


( ̄ー ̄;)v- て言うか、いつ来ても拝観できない。予約が要るのかしら。


愛知県犬山市の桃太郎神社にも昔は「鬼の骨」があったそうですが、戦災で焼失してしまい写真しかない。九州のデカいやつ、鑑定で作り物と分かってる全身骨格のやつも見てみたいんですが……


これを書くためにいろいろ検索していたら、山口敏太郎氏がらみだからアレだけど、「念興寺にはもう一つ鬼の首がある」ってお話もあるみたい。そちらは角は1本の頭蓋骨だとか……


その「鬼の首」の写真かどうかは謎ですが、永井豪御大から森園みるく氏(またえらいトコへ)、そしてつのだじろう氏に渡った写真があるとかないとか。つのだじろう氏、公開お願いします。


( ̄ー ̄)v- 話の出どころが敏ちゃんだとなぁ。また今年も柳ヶ瀬商店街で口裂け女のお化け屋敷プロデュースするんやろか。


今回も拝観は叶いませんでしたが、古く典雅な山門をくぐると、障子を閉めた本堂の中から読経が聞こえてきました。法事の最中だったんですね。


-v( ̄○ ̄) ……御詠歌みたいな、節のついたお経やな。聞いてて心地よい。


これは浄土宗だけかな。明らかに「歌」に近いお経がありますね。本願寺さんのお宅の法事で耳にします。いいものですね。



お邪魔なのですぐに山門を降りて、小雨を浴びる赤い花をパチリ。水滴がきれいでした。