(; ̄□ ̄)/ ……ゼエ、ハア………


遠回りでも途中から渡り道が途切れ、写真もB級ホラーのショボい手ブレ映像モノみたいになってきました。人生は重荷を背負いて長き道を行くがごとし。東照大権現はイイ事言うてはりますわぁ。


あっ! ちょっと見えた!


ドドド……という水音が大きくなり、空気に冷たい水気が濃くなる。細い道を最後の気力で進んでいくと、ついに最終目的地・夫婦滝(ご亭主の方)が姿を現しました。


(; ゜д ゜)v- …………………エ、


ヾ(; ゜□ ゜)/ ♪エンダーーーーーーーイヤーーーーーーーーーーーーー!!!


違う、それはホイットニー・ヒューストンの『ボディガード』主題歌。『タイタニック』のアレじゃない。わたくしもうワケ分かんなくなっていて、吹きつける滝ミストに向かって両手広げてなんかしてました。(しかも1人タイタニック)


これが落差80mの男滝(雄滝)。直瀑と呼ぶにふさわしい、迫力満点の滝でした。もう少し先に落差100mの女滝(雌滝)があって、ふたつ合わせて夫婦滝と呼ぶのですが、今回はご亭主滝まででまずは満足。奥さん滝はもう少し線が細く、確かに女滝という印象です。


(; ̄∀ ̄)v- ……来るのはちょっと大変だけど、マイナスイオン全開だわぁ。


滝壷の下には細かい子滝・孫滝があり、間近まで行けるよう。丸太のベンチもあり、やっぱりケルンもちらほら見えました。


(; ̄∀ ̄)v- 滑りそうだから今日は降りんとこ。どうせまた来るわ。


この滝の上にも川があり、そのずっと先にもっと澄んだ源流がある。でも「ここから上は軽装では登れません」って看板があり、今回はここまで。小秀山の登り口はまだここから4km先で、標高は1200mくらいのここはあくまでも「遊歩道」なんですね。


( ̄∀ ̄)v- いずれ小秀山登頂を目指します。



遊歩道でも、ここまで整備されてなければ軽装では来られない。渓流の森をじっくり体感できる、とても贅沢な場所でした。