( ̄○ ̄) 我々は「Rh-A型の人間をもっと保護しろ」と言われてる。


そう告げる兵士に、自分たちはブラブラに行くと答えるバリー。横からベニーが「彼の妹がいるんだ」と言うと、兵士らは顔を見合わせます。


( ̄○ ̄) 我々はブラブラから来たが、もうゾンビしかいないぞ。本部に確認してやろうか?

ヾ( ̄○ ̄) ああ、ブルックという娘を保護してるってさ。


問い合わせの答えがめっさ早い。てか照会しとらんやろ。ゾンビ映画では軍隊は役に立たないか迷惑にしかならないのがお約束ですが、やはりバリーは不信感バリバリです。


( ̄○ ̄) 妹がいる場所に戻るから、自分でついて来い。我々は忙しいんだ、さっさと決めろ。

(; ̄○ ̄) 行くさ。


あんまし民間人の保護に熱心じゃない上から目線の言葉に頷いて、ベニーと共に痛車に戻るバリー。ベニーが「良かったじゃないか」と声をかけると、バリーはエンジンをかけながら呟きます。


(; ̄ー ̄) ……だが、何か怪しい。


お兄さんの予感は的中しまくっていた。ここまでずーーーっとキ〇ガイ博士に監禁されてたブルックは、またしても博士がこんな環境で居眠りしてる間に、自分にある能力がついた事に気づいていました。


( ̄ー ̄;) ……………………………。


拘束されたまま、近くのゾンビに向かって何やら念じるブルック。身振りで向かい側のゾンビに「縄抜けしろ」と命じると、もう手首の傷は気にしないゾンビがベルトから手首を引き抜きます。


(; ゜д ゜) うわっ!?


またこのパターンかい。飛びかかられたキチガイ博士はこのゾンビは突き放しますが、今度はストレッチャーに拘束されてたゾンビが壁を蹴りつけガーーーッと迫り(車輪にロックかけとけや)、お口を開けてガブリといきました。


-v( ̄ー ̄;) 伊達に長時間黙ってたわけじゃないわね、ブルック姐さん。


ヾ(; ゜д ゜)/ あひゃひょわーーーーーーーーーーーー!!!


いったいった。キチガ〇博士の指が2本くらい、ポッキーみたいにかじり取られた。さあここからが最近よく見る悪あがき。キチ〇イ博士は反射的に外科手術用の電動カッターをひっ掴み、己が手首を切断します。


( ̄ー ̄)v- 毒が回る前に患部を除去するつもりなんすけど、これで間に合ったのはノルウェー産ゾムビ映画『処刑山』くらいしか私は知りません。


※ドイツ語は日本ではローマ字読みなので、ZOMBIEはゾムビ。


おお、めっさフェイク丸出しの手首が転がった。〇チガイ博士でも博士は博士、きっとワクチンでなくゾンビの軍事利用を研究してたキ〇ガイ博士は、すぐにブルックの仕業だと見抜きます。


(; ゜皿 ゜) キサマ!!



怒りに任せ、残った手で電動カッターを構えてブルックに迫るキチ〇イ博士。しかし彼女の目をまっすぐに見た彼は、ゾンビ化と同時に意志を奪われます。