全8作の「メキシコ版・死に様アンソロジー」はこれで終了。エンドクレジットには原題“MEXICO BARBARO”に雑巾絞りにされる男の肉体が映ります。


( ̄ー ̄)v- どうやらこの人が、8つのタイトル画面の責め苦を全部受けたらしい。お疲れさまでした。。。


1つ1つの作品は10分ちょいくらいで、5分間1本勝負の『ABC・オブ・デス』よりも無駄な場面が多かったかも。全体的に荒削りですが、「メヒコぱねぇ」は十分伝わりました。お腹いっぱいです。


-v( ̄ー ̄;) 暑い国のグロは衛生的にキツいすね。すぐに蛆や蝿が湧く生々しさを、「えっこれウチでは普通……」と描写してくる。改めて勉強になりますた。


南米ってこんなんばっかじゃないんすよ。コロンビアやペルーの過激派も、もとは左派だから論理や言語に長けている。哲学的だったり思索的だったりする文学作品は多いです。


アルゼンチンの『蜘蛛女のキス』やコロンビアとコスタリカ共作の『愛その他の悪霊について』は幻想的で胸に残る映画です。ホラーでは最近ハリウッドがリメイク権をとった『スクワッド 荒野に潜む悪夢』(コロンビア)がとても思索的。


( ̄ー ̄)v- ハリウッドは最近 作品作りのネタが尽きたのか、北欧や南米といったこれまでメジャーじゃなかった国の作品のリメイク権を取ってますね。まさかフランスの『マーターズ』に手を出すとは思わなかった。



これは「最近のメキシコの対外イメージ」の特化版。エグかったわ。。。