入って来たのは、遅刻してきた女の子。他の娘たちが怯えた表情を向ける中、マダムの声が鞭のように響きます。


(* ̄○ ̄)v- マヤ、どこにいた?

( ̄○ ̄;) ……すみません、友達といて………


ヒスパニックのきれいな女の子が口ごもる。マダムは何とも言えない笑顔で彼女に歩み寄り、手を伸ばします。


ヾ( ̄∀ ̄*)v- やめておくれ、言い訳など必要ない。


ヾ( ̄∀ ̄*)v- ……また、アレをお望みかい?


マダムが彼女の髪を掻き上げると、額や頬に生々しく残るみみず腫れがあらわになる。マヤと呼ばれた女の子はそれをつけられた時、数人の男に金網に押しつけられて乱暴された時の事を思い出し、力なく呟きます。


(; ̄○ ̄) ……いいえ、分かりました。

-v( ̄○ ̄*) ならばよし。あたしを甘く見るんじゃないよ。


えげつねぇ。だから女の子たちが怯えてるのか。こんなお仕置きアリの店なのか。もう何て言うか、ブラックなんてもんじゃない……


パンパン!(* ̄∀ ̄)人 よし、なら始めるよ!支度しな!!


これで全員揃った。マダムは女の子たちにメイクや着替えをしろと命じます。


(* ̄∀ ̄)v- キレイに着飾るんだ!


-v( ̄∀ ̄*) 傷痕は隠して。生気のない顔を見せるんじゃないよ!


-v(* ̄○ ̄)b 今日が始まりなんだ。あんた達の新しい人生の初日だよ!!



どういう意味だろう。今日が初見世の娘が多いのか?
女の子たちは一斉に鏡に向かい、身支度を整えます。