長い長いペニス連呼もようやく終わり。ラストには標本瓶に納められたアラソン氏のペニスを背景に、字幕で後日談が流れます。


“シッギは2011年に館長を引退。その年の来館者数は1万1346人に上った。”


“パウットルの寄付により、収集は完成した。”


( ̄ー ̄)v- ここからです。


“一方、《世界一有名なペニス》を追求するトムは、エルモを主人公にしたマンガを制作中。”


クワッ(; ̄□ ̄)v- 引き受けたのは誰や!!


エンドロールはめくるめくエルモ絵巻。あはははははは、そのものズバリすぎるアメリカンヒーローが悪党を殴り飛ばしたり女の子を救ったり、よく分からない窮地を乗り越えたりして宇宙に進出してますわーーー。


(ノーT)v- この造型では、ハリウッド席巻までは難しいんじゃ……


“エルモは、まだ切断されていない。”


(; ̄ー ̄)v- またいろいろ目論んでるのね。良かったじゃん、急いで切らなくて。


でも、寄付希望者に公平なドキュメンタリーですな。ちゃんとミッチェル氏の顔も立てている(部位だけに)。一体いつどんな経緯で制作される事になったのか謎ですが、フェイクドキュメンタリーにせよ、お見事な作品でした。


人間も動物ですが、わざわざアレを収集したり展示したりしたがる動物は他にいない。人間が他の動物と違うのは(単に他の動物の知的活動を認知できないからかもだけど)、生きる過程で「べつにやらなくても済むコトに意義を見出す」ところですよね。生き甲斐とかライフワークとか。


(ノ∀T)v- 優劣をつければ「いちばん賢いのは人間」ってなるんでしょうけど、こういうカタチで見ると滑稽ですね。滑稽で愛おしい。人間はこんなどうしようもない(←誉め言葉)生き物でもある。。。


唖然としたり爆笑したりしながら、いろんな事を考えられる作品でした。面白かったです。


( ゜д ゜)v- ちょっとおまけ。


( ゜д ゜)v- 2014年2月にアイスランド・ペニス博物館が寄付を募集するお知らせを出しまして、あのですね、パウットル・アラソン氏のペニス標本の保存に失敗したとか……


シッギ元館長は「塩とビネガーを入れるべきだった!」とお嘆きで(それで大丈夫なのか)、新たな勇者を募ったところ、またしても米国から名乗りが上がったとか。平常時24cm、本気出すと34cmのつはものらしいですが、マジすかそんなん。


(ノ△T)v- それより失敗って館長………



今回も長々と失礼しました。ありがとうございました!