この期に及んでなおも態度がデカいデイヴ氏は、言いたい事は山ほどあるけど言葉にならんポールとアニーを前にして、演説みたいに滔々と語り始めます。


ヾ( ̄○ ̄;) ……これは私じゃない、この家の意思なんだ。

ヾ( ̄○ ̄;) 闇の怒りを鎮めてくれ。それに、息子さんを置いて行くのか?


うっわゲスい。その言葉を聞いたアニーさんは今にも泣き出しそうになって顔をそむけ、ポールさんは軽蔑を込めた眼差しでデイヴ氏を睨みます。


(; ̄ー ̄)v-……彼らが息子を亡くしたことまで利用するのか。このオッサンの血は何色だ。


しかしデイヴ氏にはここが追い込みどころ。彼はアニーの嘆きぶりに勢いづいて、さらに滔々と畳みかけます。


ヾ( ̄□ ̄;) 正直になれ。ここで息子とずっと一緒にいられるじゃないか!

ヾ( ̄□ ̄;) 闇に逆らえばどうなるか……町は、従うしかないんだ!!


あっ……


熱弁を振るうデイヴ氏は気づかない。けれどもポールとアニーが気づいた。デイヴ氏の背後で真っ黒焦げのダグマーがゆらりと動き、ゆっくり近づいてくる………


( ̄○ ̄;) …………………。

( ̄ー ̄;) …………………。


部屋の隅にはダグマーの息子と娘も立ち、この光景をじっと見据えている。デイヴ氏は背後からガッと顔を掴まれて、その圧力と熱さに叫び始めます。


-v( ̄○ ̄;) この構図は伝説のナチスゾムビ映画『処刑山』!……いや、北斗岩山両斬波だっけ残悔拳だっけ、いや違う。元斗皇拳伝承者のファルコ様が、ついに積年の屈辱を晴らした時のアレだわ!!


(; ̄□ ̄) その度に、何度この心を殺したことか!! 恨みなどとは生ぬるい、この世から失せろジャコウーーーーーー!!!


ピキーーーーーン、


グシャアアアアアア!!!


( ゜д ゜)v- BIG BONUSゲェーーーーーット!!! 右打ちッ!!

※わたくし年末の気合い充填のため、現在、車中BGMは布袋寅泰「STILL ALIVE」でございます。



おおう、熱々溶岩打撃系の家長は威力が違う。デイヴ氏は派手に頭を握り潰されて、悪党の花道を飾りました。


さあ皆さんご一緒に。


( ゜д ゜)v- 悪党に墓標はいらぬ!!