( ̄○ ̄;) 何をしてる? 2週間経っても奴らは生きてる。早くケリをつけろ!


怖じることなく、振り返ったダグマーに言い放つデイヴ氏。ああ、彼にとってはアニーさん達がこの家に来て速攻で殺されなかったのが不可解だったんだ。


じゃあ今までは、30年ごとに瞬殺だった?(1949年は空き家だったから町が大惨事)……今回はなぜ、アニーさん達はすぐに「生贄」にされなかったんだろう?


( ゜- ゜) ………。


そもそもこの姿で喋れるかどうかも分からないけれど、無言でデイヴ氏を見つめるダグマー父さん。なんかもう宇宙怪人みたいな佇まいですが、表情は全く読めません。


( ̄○ ̄;) お前はこれまでにも、この家に住む人間を殺してきた。今度も奴らを殺して、ここを自分の家にすればいいだろう?


( ̄□ ̄;) どんな呪いでも歓迎するよ。さっさとケリをつけろ!


傲岸に「町にさえ手を出さなければ好きにしろ」と言い放つデイヴ氏。ダグマーは一体、どんな気持ちでそれを聞いてるんだろう?……


殺戮の合間をぬって、レストランの女将を先頭にした一団が壊れた階段を突破して2階に侵入。彼女は従えた男たちを片手で制し、鎌を握って寝室に向かいます。


ヾ( ̄ー ̄;) ………。


寝室では、籠城したポールとアニーが少し距離を置いて窓の外を窺っていた。2人とも外に気を取られており、女将はアニーに狙いを定めます。


(; ̄□ ̄) アニー!


女将が鎌を振り上げた時、振り返ったポールが気づいて叫ぶ。しかしアニーは振り返りざまに、持っていたハサミを女将の首に突き立てました。


-v( ̄○ ̄;) ためらってない。一瞬のうちに、何かが彼女に乗り移った?……


グサア!!


首筋からぴゅーっと血を噴き上げ、尻もちをついて苦悶する女将。彼女は声も出せぬまま、小刻みに痙攣して絶命します。


(; ̄○ ̄) …………。


一撃で刺客を返り討ちにした妻を茫然と見つめるポールさん。まだ今はそれどころじゃない、とにかく脱出しなければ……


ヾ( ̄∀ ̄;) やあ、これはこれは新しいご近所さん!!



追っ手はあらかたダグマー家の面々に殺された。崩れた階段を何とか下りたポールとアニーは、待ち構えていたデイヴ氏に気づいて立ちすくみます。