お寺とはまた違う、また神社でもお稲荷さん特有のたくさんの奉納のぼりが良いですね。


( ̄∀ ̄)v- 青空にひるがえる白い旗の群れがすがすがしい。


私は一番安い500円の熊手を買いましたが、デカい物はほんとにゴーヂャス。買い求めてるお客さんを見ていたら、お店の人が火打ち石をカッチンカッチンと打ち鳴らしててちょっと羨ましかったです。


( ̄ー ̄)v- デカい熊手を担いで道を行くスーツ姿の男性を見ましたが、熊手が歩いてるようにしか見えなかった。


「熊手を買った」で国会議員さんがやらかした時、反射的に「どんな巨大なのを買ったんだよ?」と思ってしまいましたが、よく考えたら「1万以上のをどんだけ沢山買ったんだよ?」ですよね。
(あまり御利益はなかったみたい)


おちょぼさんの始まりは平安時代くらいまで遡れるそうで、拝殿の近くには年代物のお稲荷さんと石鳥居もあり。倒壊予防にぐるぐる巻きにされてるのかと思ったけど、祀り上げられまくってこの外観みたい。(ここに蝋燭立てるなよ!絶対だぞ!って看板がまた清々しい)


「縁起物は門前町が引き受けます」の心意気で、あちらこちらに景気のいいオブジェがお待ちかね。京都ならはんなり舞妓はんが八つ橋をお薦めしてる所が、平安時代なら美人ですって感じのお多福さんが正座してました。


( ̄ー ̄)v- そういや福助は見なかったな。アレも商売繁盛の縁起物(実在したらしい)ですよね。


そして伊吹山麓名産の蓬(よもぎ)の草餅。よもぎ100%は確かに美味で、私んちの方では「ぶんたこ」と呼ばれます。
(春に柔らかい新しい葉を摘んで、すり潰して餅に混ぜる)


お土産物もたくさんありますが、今回買ったのは懐中しるこ。最中(もなか)の中に即席しるこが入ってて、可愛い壷の形をしています。葛湯と抹茶版もあり、ひとつ200円。



今年も「我ら忙しき人の群れ」なんですが、束の間ハレの日を満喫できる楽しい場所でした。


あとは自分で何とかするわー。