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東京に戻った撮影隊は、しばらく後に驚愕の事実を知らされます。


( ̄○ ̄;) 退院した鈴木が、有里と暮らしている!?・・・


知らせてきたのは、有里ちゃんの彼氏の井上くん。理解不能の知らせに驚いた一行は、さっそく鈴木さんの家に向かいます。


広々とした家は留守のようですが、引き戸になってる玄関の向こうには、これまでと違って何やら不気味な赤い光がともっています。


( ̄○ ̄;) 鈴木ー? いないのかー?

( ̄○ ̄;) 鈴木さーん、鈴木さーん?

( ̄○ ̄;) 有里ー? 俺だよ有里ー!


工藤ディレクターと市川さん。そして井上くんはかわるがわる玄関をガタガタ言わせて呼びかけますが応答ナシ。
でもそうこうするうちに、畑の方向から人影が姿を現しました。


それはいかにもな農作業帰りの鈴木さんと、同じような農家ルックの有里ちゃんですが、二人ともぼんやりと一点を見つめたままで、足取りも雲を踏むようです。


「鈴木、おい・・・」

「有里、お前、その腹・・・」


それぞれに二人に声をかけ、それぞれに絶句する工藤ディレクターと井上くん。
有里ちゃんのお腹は、臨月が近いとハッキリ分かる程に膨らんでいました・・・


( ̄○ ̄;) 鈴木・・・

( ̄○ ̄;) 有里・・・


彼らの呼びかけも耳に届いていないよう。そして鈴木がゆっくりと玄関の引き戸を開けると、一行はいっせいに叫びます。


「うわあああ!!」

「なに!? 何なの!?」

「あああああああ!!」


ゆっくりと中に入る鈴木さんと有里ちゃん。
その足元には、赤くて生々しい何かがみっちりと・・・


ぼんやりと昏い一瞥を向け、ピシャリと戸を閉める鈴木さん。閉め出された一行は後ずさり、うろたえながら今見たモノを詮索します。


( ̄□ ̄;) なんか顔とか手みたいなのがいっぱいあった!!

(;T□T) 動物じゃない・・・何なのあれ?
( ̄□ ̄;) ヤバいよ、ヤバすぎるよ!!


赤い光の満ちる戸の向こうはひっそりと静まり返り、戸は二度と開きませんでした。
一行は茫然としてその場に立ち尽くし、後日、編集された映像がスローモーションで流れます。


戸を閉める瞬間の鈴木の顔と、垂らした片腕のクローズアップ。
その顔の半分はドス黒く変色し、腰のあたりに垂れた手は三本指の異形のモノになっていました・・・


-v( ̄- ̄) このラストはまあ、予測の範囲内。安心と信頼のB級ホラーの様式美すね。

でも、池からザバアアアアア!!とライジングした巨大な女の子の顔(平面感バリバリ)は良かったですね。
何この諸星大二郎テイスト、カッコいい。


「低予算には、低予算なりに作れる見せ場があります」


特典映像“コワすぎ!通信”にて、監督の白石晃士氏が語っておられますが、いい見せ場でした。まさかそう来るとは。



( ̄∀ ̄)v- 楽しい作品でした♪