子供の頃、
「江戸時代に海辺に漂着したUFO」
と、一部のお子様大好物の本で読んだこれ。
『うつろ舟』または『うつぼ舟』。
こんなUFOチックな釜飯弁当型の舟が海辺に流れ着き、中には箱を抱えた異国の女性がいたとか何とか。
わけ分からんから、また流しちゃったみたいな伝承があると読んだ記憶がありますが、
地道に調べてる方がいて、戯作者(小説家とか芝居のシナリオライター)が、もともとあった伝承をちょっと脚色したのが真相では? という記事を雑誌で読みました。
( ̄ー ̄)v- コラ滝沢馬琴か柳亭種彦!
( ̄ー ̄)v- まあ、水曜スペシャルや矢追純一世代やから、慣れてますけどな。
物語としては魅力的です。
諸星大二郎の『妖怪ハンター』シリーズで、常世(異界、あの世)からうつろ舟に乗ってやってきた女のエピソードにもなってました。
神秘的なええ話でした。
未だご健在の並木伸一郎氏の本だったかな? には、「不義密通を働いた女が相手の男の生首と共に流された」って伝承が紹介されていて、それはそれでお好きな方にはたまらない物語なんですが……
別に騙されても構わんですが、ってネタに、あのジェームズ・キャメロン監督が撮ろうとしたドキュメンタリーがあったのを最近知りました。
『別冊映画秘宝 衝撃!超常現象映画の世界』って本に載ってましたが、
『イエスの骨壺発掘プロジェクト』
( ̄ー ̄)v- ………………。
よく読むとイエス・キリスト本人でなく、弟とされるヤコブさんの骨壺(骨棺)の話らしいですが、これが偽物だったために頓挫したとか。
なんか高名な古代遺物の専門家が偽造したのがバレたらしく、発掘の様子はディスカバリーチャンネルで放映されたけど、その後は触れてはいけない話になったとか……
( ̄ー ̄)v- 本でもそう語られてますが、別に「本当は無かった」でも、十分に面白いドキュメンタリーになったような。
( ̄ー ̄)v- 日本人(の30代以上は?)、慣れてますもん。
どんだけ楽しく騙されてきたことか。
イエス様は生身で復活の後に昇天したことになってるから、遺骨が残ってるのはおかしいのだとか。
トリノの聖骸布(遺体を包んだ布に御姿が焼きついたと言われるもの)とか、初めて知った頃はワクワクしましたねぇ。
ただ、
偽造するにせよ、
バレてほしくはないですね。
ネス湖のネッシーの「外科医の写真」
ビッグフット動画の「パターソン・フィルム」…………
♪メーテル
またひとつ
星が消えるよ……