(*^▽^)v- ここからは名古屋大学の考古学研究室も未踏のゾーン。右端の立ち入り禁止区域の小さな穴をくぐり抜けた先には部屋のような空間がありました。

この区域は田中隊長は潜入不可能で、吉田勝次氏と氏の率いるケイバーさん達が進みました。「穴があったら入りたい」を超えて「とにかく入る」のがこの方々の通常運転。相変わらずよくこんな狭いところに入るなぁ(涙)

照明のせいでもあるかな? 人が入っていない鍾乳洞の鍾乳石は純白だそうですが、ああ白く滑らかだ。下は土のようですね。不思議なことに瀬戸物の茶碗のかけらが落ちていて、「水に流されてきたと思う」と吉田氏が語られてました。郡上市の鍾乳洞は内部に水が豊富で川や滝があるけれど、山県市のは地底湖にどこから水が流れ込んでるんだろう? 岩山にしみ込んだ雨水だと思うけど、その「水の道」が見当たらない感じでした。

無線で「行けるところまで行く」と聞いてこの表情の田中隊長。そら吉田氏のチームはクレイジージャーニーでも常連だもん。行きますわ。

右端の未踏ゾーンは行き止まりで、名古屋大学の調査記録に記載のない3ヶ所の支洞も同様でした。この支洞の手前の広場が六畳洞、左隣のやや広い空間を八畳洞と呼ぶようです。そして縄文~弥生時代の遺物がそこから出土したんですって。洞窟の開口部に近いところが住居とか狩猟のキャンプ場に使われてたんですね。

先は狭すぎて行けなかったけど、不思議なことにけっこう大きな玉石がひとつありました。吉田氏いわく「川で採れる石で、よそから持ち込まれたと思う」。庭石に使われるような丸い石で、一体いつからあるんだろう? 古代の人が持ち込んだなら何の為に?

入り口は岩壁の基部の狭い隙間ですが、あの洞窟中央の先はこんなふうになってたのか。白く滑らかな岩が綺麗だなぁと見惚れました。普段は暗闇に閉ざされてる場所で、それが勿体ないともそれが良いとも感じますね。もっと奥にはもっと美しい鍾乳石があるんだろうなぁ。

支洞の入り口は壁面にも複数あり、吉田氏がそこからも潜入。ここまで見せ場が無かった田中隊長もようやく後に続きます。

この穴は見覚えがあるけど入ろうとは思わなかった(涙) 初めて訪れた時のブログに「子供の頃にここの穴に潜って遊んでた」という方からコメントを頂きましたが、いいところで子供時代を過ごされてて羨ましかったすね。私も子供の頃なら恐れより好奇心が勝ったろうなぁ。

驚いたことにその先にも立って進める空間がありました。鍾乳洞ってすごい。岐阜県の鍾乳洞は地下深くに何層も分かれた立体迷路で、大規模観光洞にも未開洞が多いです。郡上市には5つの観光洞がありますが、地元の方は「地中深くでみんな繋がってると思う」と言われます。ひとつだけ開口部しか見られない和良町の「蛇穴」は暗い洞窟の奥からこんこんと水が流れてきてて、近くの「郡上鍾乳洞」でお椀を流したら流れ着いたそう。奥に地底湖があると言われてて、そちらもロマンすね。潜入してくれないかなぁ。

胎内巡りのようですね。進んで行くと登りになり、頭上に光が見えました。

おお外に繋がってる。これは洞窟の上に出るのかな?

あ、やっぱり洞窟の上だ。道路を挟んだ向かいにはグリーンテクノ美山という木材工場があり、その建物が見えました。車で九合洞窟に行く時はよい目印です。

図で見るとこうなってたんだ、蟻の巣穴のようですね。今回潜入した支洞はまだほんの一部のようで、まだまだ複雑に枝分かれして広範囲に広がってるように感じました。

吉田氏らが今回通ったルートはまだ発掘調査が行われていない区域のようで、ちゃんと調査すればまだまだ新発見があるかもとの事でした。これはたぎりますねぇ。

吉田氏も「また潜りたい」と語られていて、探索が進むと嬉しいすね。これまでほんの入り口しか見た事がなかった九合洞窟の内部を見られてとても嬉しかったです、押忍!!
