こんにちは。そらじいです。
本日玄米餅つきがあり、断続的に見えるお客様を待ちつつ
祖母の鎮座するコタツ周辺でうろうろ。
祖母は玄米餅袋詰め、それが終わると大豆選別と孫に働かされ97才なりのフル?稼働。
そういえば祖父もよく「まさのりに殺されちゃうなあ」と言ってたっけ。
もち米つくりたい!臼で餅つきしたい!手で田植えしたい!ナタネつくりたい!麦つくりたい!
あっちの親戚んちに聞き取りに行くから連れてって!
あのおじいさんに話を聞きたいから紹介して!
(曽祖父&ちびっこ時代の祖父)
昔の農、地域の物語への好奇心が制止できず、自分(祖父)を
取材対象とみなし根ほり葉ほり聞きまくってきて、リクエストも投げまくってくる珍孫。
最初は全部ダメだ!と頭ごなしにはねつけたけど、
最後は全部夢をかなえてくれたね。えらかったぞじいちゃん。
じいちゃん特集が続いてます、、
その最期のとき。病室のベッド。
うわごとのように「蚕が死んじゃう蚕が死んじゃう!」と。
孫「どうしたんじいちゃん?どうすればいいん?」
じ「あっためるんだよ!」
孫「どうやってあっためるん?火でも燃すんかい?」
じ「バカ!ワラかけるんだ!」
孫「わかったよ、ほら、かけたよ、ワラかけたから大丈夫だよ!」
それが祖父と孫の最後の会話らしい会話。死ぬまで百姓だったね。
そらじい大学4年、遠き昔の思い出。
昨日は小正月。
この日この辺りでは小豆粥を炊き、それを粥かき棒という棒きれでかきまわし
その棒を神棚に供え、いざ農繁はじまる苗代に挿して豊作を祈りました。
小正月は農とは切っても切れない深き縁のある日。
と、いうことで元旦の計ならぬ、小正月の農の計をしたためました!
馬。ずっと飼いたい飼いたいと言ってはいましたが、
本気ではなかったのでしょう。
そしていろいろな枷(かせ)が外れ自由人となった今年、ついに機は熟しました。
迷いゼログラム。
で、でも飼うといってもですね、いきなり永続的に飼う勇気はなくて、
1週間だけ。どこかからお借りしてきて、1週間飼ってみて。
(ヤギもそうさせて頂いたことがあります)
それで来年以降本格的に飼えるかどうかを判断します。
んでどこでお借りするか。
実は、、市内でお世話になっている馬飼いの方から、レンタルOKとのお話を頂いていたのでした。
さすがはそらじい、計画的!
そして昨日、(しばらくぶりに)改めてお聞き申し上げたところ、、、
状況が変わりお借りできなくなったということが判明いたしました(^^;
計画的 どころじゃないし 小正月
でもあきらめず次の手を。3月までに約束をし、4月中に飼う、が目標です。
ところでなぜ馬か?ですよね。
馬。
一頭の馬がいることで田畑や暮らしにおける物質の循環が生まれ、
そこからコミュニティや触れ合いが生まれ、仕事も生まれ。
じいちゃんも馬を飼っていたし。
去年バングラのホストファミリーへステイしたとき
牛と一週間過ごし、道端の草を刈ったり、いかに草を貯蔵したりするかに知恵をしぼったりするのを見るにつけ
改めてその想いを強くしました。
あ、じいちゃんに頼んでおくんだった(^^;
農の計もう一個、松地蔵さま。
ちょっと長くなってきたので短めに。
松地蔵さまは、そらのほし農園の大豆(麦)畑の真ん中に鎮座し、
いつもみんなが来るのを「待つ」地蔵様。
松地蔵様は、人が来てくれるとうれしいそうです。
詳しくは→ 愛たっぷり特製七味唐辛子で締めのほし塾 | そらじい農日記 (ameblo.jp)
去年、農の助っ人のみなさんにとてもとても助けていただきましたが、
ここ数年で人数としてはもしかしたら一番少なかったかも。
もう少し多くの方に来てもらい、松地蔵さまにも喜んでもらいたいなあ。
そうなるようなそらのほし農園にしたい!
そういうことでした<(_ _)>
ではでは昨日(1月15日)のそらのほしちきゅう塾ピース報告へ。
強風の日。寒いのでみんなが集まる前、先に来た子と炭あんかコタツ作り。
炭を熾こします。
恵天神と、お互いの礼ではじまりはじまり。
まずはただいま旬、庭のデコポンとり~
それを炭あんかあったかコタツで。おいしかったね!
むいた後、房に分けずガブリンチョする幼児も!
想定外(笑)
さて本日メインのおやつは小正月にちなんで、、、何でしょう?
その他、ヒョウタン笛つくりや
ブレてますが、、、ヒョウタンをそのまま燃やすとどうなるか実験。
きれいな破片ができてたのしかったね。
その他工作や、悪さ、、、
そのうちにできあがったおやつは、、、
古からの小正月行事食、小豆粥!
それを聞いた子どもたちの反応はあからさまに低調。
子「砂糖は?砂糖入れる?」
そら「いれません!砂糖なし!」
子「ぶつぶつ、、、」
さあ恵天神といっしょに
朝な夕なでいただきまして、反応は、、、
小躍りするおいしさ!
そらマジック?ふつうに食べたらただのお粥で終わったかもしれませんが、
そら庵で食べると、、、なのかもね。
帰りの車の中で「おかゆってこんなにおいしかったんだね!」と子どもが言っていましたと
保護者さまからうれしい声も<(_ _)>
そらじいの小豆粥の説明なんかちっとも聞いちゃいませんでしたが、
食を通して昔の人とつながった、、、ことにしておくべぇ。
そしてそのあとは、みんなのうちとそら庭から集められたしめ縄たちが
天に昇ってゆくのを見守ったのでした
※実際には煙くて避難勧告が出されたりしております(^^;
恵みをいただきつつ、この一年もよきそら塾ピースにしていぐんべぇ