23/12/11 追加のガチャベイが届きましたので、AV4中のHDDの片側を控えにして、新規追加HDDへミラー回復(原本の複写)し始めました。→その日のうちに複写し終えました。

 

コントローラ由来の容量制限、障害を回避するために「ガチャベイ」と呼ばれていたRAID(ミラー)機能付きのディスクケースを買い替えました。また、このブログを書いている最中に障害が再発したため、新たにケースを買い足しました。

 

1. ガチャベイ購入歴

a. LHR-2BRHEU3

(1) 2016年1月19日
LHR-2BRHEU3 ガチャベイシリーズ RAID機能搭載2BAY外付型3.5インチハードディスクケース

価格  5,480円(税込、送料込)

 

(2)2016年5月30日
LHR-2BRHEU3 ガチャベイシリーズ RAID機能搭載2BAY外付型3.5インチハードディスクケース

価格  5,480円(税込、送料込)

 

(3)2016年8月13日
LHR-2BRHEU3 ガチャベイシリーズ RAID機能搭載2BAY外付型3.5インチハードディスクケース
価格  5,480円(税込、送料込)

 

(4)2018年9月23日
LHR-2BRHEU3 ロジテック HDDケース(ハードディスクケース) 2BAY 3.5インチ 外付 RAID機能搭載
価格  6,970円(税込、送料無料)

 

(5)2019年8月23日

LHR-2BRHEU3 ロジテック HDDケース(ハードディスクケース) 2BAY 3.5インチ 外付 RAID機能搭載

価格  6,970円(税込、送料無料)

 

(6)2019年9月3日

LHR-2BRHEU3 ロジテック HDDケース(ハードディスクケース) 2BAY 3.5インチ 外付 RAID機能搭載
価格  6,970円(税込、送料無料)

 

(7)2021年10月2日
LHR-2BRHEU3 ロジテック HDDケース 3.5インチ(ハードディスクケース) 2BAY 外付け RAID機能搭載

価格  7,335円(税込、送料無料)

 

b. LGB-2BRHU3

(8)2023年9月8日

LGB-2BRHU3 エレコム ロジテック HDDケース/2Bay/USB3.0/RAID機能搭載/ソフト付
価格  6,426円(税込、送料無料)

 

(9)2013年12月5日 注文のみ

LGB-2BRHU3 エレコム ロジテック HDDケース/2Bay/USB3.0/RAID機能搭載/ソフト付
価格  5,973円(税込、送料無料)

 

2. 買い替えの経緯

(1) ストーレジの容量不足

あれよあれよという間に動画が増殖して、メインPCに2台、サブPCに4台のRAIDを接続する運用になってしまいました。この数はPCのUSB3コネクタの数で、これ以上の増設にはUSB3のHUBを使うか、USB3ボードを探し出して搭載する必要があります。でも、ハードの安定性に若干の不安があったため、搭載可能なHDDの容量が4TBの筐体を8TBの筐体に買い換えました。1章の(1)筐体を没にして(8)の筐体を買いました。

 

(2) 場所が利用できない障害

突然、AV4と名付けたRAIDが「場所が利用できません」という障害になり、6TB分のデータを失いました。この際、障害になった筐体を予備の筐体に替えたつもりだったのですが、再度・再々度とAv4の場所が利用できなくなるため、不具合のある筐体を使い続けている疑いが強くなり、今日AV4用の筐体を注文しました。

この結果、メインPCには1章の(2)と(8)筐体を、サブPCには(3)、(4)、(5)、(9)筐体を接続することになります。

 

筐体(1)は最大4TBのため、筐体(6)はAV4障害の回避のため使わないことになります。

では、筐体(7)は何のための予備だったのかというと、ファンの音がやかましくて使っていられないという不具合があったことを思い出しました。これはつまり、(6)筐体のファンを(7)筐体のファンと交換すれば、静かで安定動作する筐体を残せるのではと期待しています。 

 

3. 3回目のAV4喪失事件の説明

NETGEARのNAS装置サポートが終了しウィルスチェッカー更新出来ない等機能が制限され、セキュリティ上も不安なためNASにあったデータを6TBの動画を失ったAV4に移しました。この結果AV4が障害になると、メインPCからのアクセスがエラーになるか、ハングアップしてしまいます。

 

(1)現象

サブPCのタスクマネージャでリソースの使用状況を見ると、下図のようにディスク2の使用率が100%でビジー状態、ただし一切のI/Oを実行していないように見えます。

 

こうなってしまうと、Windowsはまともにディスクが読めないため、「場所が利用できない」障害と認識して、ストーレジの状態も下図のように「ローカルディスク」扱いになってしまいます。

 

(2)対策方法

デバイスがハングアップしていると、I/Oキャッシュの内容がディスク内容と乖離してしまったと考えられます。できるだけデータロスを減らすには、PCを絶対に止めずにデバイスを再立ち上げすることがベストでしょう。

今回の障害に対してはハードディスクのアクセスランプが消えていることを確認し、RAID筐体の電源を落としました。

RAIDの電源を落とすと、Windowsがデバイスの障害に気づき、ディスクは障害になりビジー状態ではなくなります。

 

次にRAID筐体の電源を入れると、WindowsがUSBデバイスの接続を検出し、ディスクキャッシュと実デバイスのツールの状態乖離を検出し、ツールでディスクをスキャンするよう表示して来ます。障害になったディスクのプロパティにあるスキャンを使い、ディスクキャッシュとディスクの乖離を調べます。

今回は運良く単独のデータ書き込みか読み出しだったようで、障害が検出されませんでした。

 

おそらく、ディスクアクセスランプが消えていたら筐体をWindowsから引き離す対処がでしょう。

 

さて、来週の月曜までAV4が障害を起こさずにいられるかな?😕

 

4. (8)筐体の使用感

・背が高くなりました。従来のガチャベイに合わせたラックだと、組み直す手間がかかるかも知れません。

・ディスクをネジで筐体に固定するようになりました。従来品はディスクに取っ手をつけてネジで固定し、SATAコネクタに差し込むのみでした。わずかながら鬱陶しく感じますが、ディスクの滑落防止のための改善で仕方ないのでしょうね。(ネジ回しが付いて来なくなりました)

また、筐体のカバーも2本のネジで固定するようになりました。カバーを外したままでも運用できそうですが、ほこり防止とファンの音の低減のためにも面倒がらずに固定することにします。

これら合計6本のネジは、以前のガチャベイについていたネジ回しで操作できます。

・RAIDマネージャが付いてきます。これは従来のRAIDも管理できます。リアルタイムにSMART情報を見られるので安心感があります。

 

5. 筐体変更作業

追加購入した筐体が届きましたので、今までのAV4を新たな筐体に構築することにしました。

 

5.1 現在のHDDを移設可能か確認

現在のHDDを新しい筐体に移設するだけで新しい筐体現在のAV4と同じRAIDを構築できることが望ましい仕様です。

仮に、現在のHDDを移設してもRAIDを構築できずに、HDDの初期化からやり直す仕様ですと、別にHDDを用意してRAIDを新規構築し、現在のAV4のHDDをコピーする作業が必要になります。

説明書は新規にRAIDを構築する手順のみで、筐体を変更することには触れていません。このため、以下の手順で検証をしながら作業を始めました。

 

(1) 新筐体をRAID1に設定

裏側のDUPスイッチをRAID1に設定しました。工場出荷時はシングル(2台のHDDを別々に認識する)でした。

(2) 現HDD1のみでAV4を移植できるかの確認

□現在のAV4のHDDを片側のみ新筐体へ移設します。万が一移設したHDDが壊れても、移設しないHDDからデータを復元できますので、両方とも壊れる事態への備えになります。

□新筐体をPCに接続します。新筐体をAV4として認識でき、ファイルをアクセスできると確認しました。

□RAID Managerで新筐体が現AV4の片側HDDのみでRAIDとして動作していることを確認しました。

以上の「現AV4のHDDを片肺飛行できる」との確認により、「現AV4の残りのHDDを移設すれば、新筐体にRAIDを回復できる」という見通しが立ちました。

 

5.2 新規HDDを追加してRAIDを回復

でも、せっかく現AV4のバックアップが残っているので、下図の②のように新筐体に新HDDを追加して、「片側HDDが壊れた後のRAID回復」が可能かを確認することにしました。現在絶賛回復中😂)→回復完了しました。

下図は、新筐体に現HDD1と新HDDでRAID1が構成されたことをRAID Managerで確認した結果です。

ちょっと気になりました。真っ新なHDDを搭載して筐体の電源を入れたので、「電源投入回数」は1だと思いましたが、すでに94回電源をon-offし、スピンアップ時間がoxE10となっているのは、工場で事前テストしていたのでしょうかね。

「UltraDMA CRCエラー数」が0xFCというのも気になります😅💦

 

-以上-