今年の春闘で、自動車や電機などの大手製造業を中心に、
基本給を一律で引き上げるベア（ベースアップ）回答が相次ぎ
安倍政権の「アベノミクス」で景気回復ムードとなっています
回答額は過去最高水準で、単純平均すると1,950円分アップとなり
「今世紀に入ってから最高のレベル」になるとの事です。
ところが、ベアで景気回復ムードの中、
4月より消費税が5%から8%に上がります。
総務省が発表している2014年1月度の家計調査では
1世帯当たりの消費支出が、297,070円であり、
4月から実質3%アップの消費税を加算すると
8,912円の支出が増えることになります。
収入はベア平均で1,950円アップするが、
消費税アップで8,912円の支出が増え
家計は毎月約7,000円のマイナスとなります。
更に、2015年に消費税10%へ引き上げられる予定であり
2%アップで支出が増え、家計は毎月約6,000円のマイナスとなり
結局のところ、今年から来年にかけての消費税アップにより、
家計は毎月13,000円のマイナス生活を強いられることになります。
これから、会社のベアを期待せず、
毎月13,000円以上の収入を得ていく行動が必要ではないでしょうか。
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