10月5日
5日に日付が変わった頃から呼吸苦が酷くなってきた。
少し寝ては苦しさを訴える。苦しさだけではなくて、肉腫の痛みも酷くなる。
その度にオキノームを30mg飲む。
今晩の息苦しさは昨日までとは違う。
汗をびっしょりかいて、目を見開き苦しいと言う。
どうしようもない苦しさのようで、胸を叩き…おでこを叩き…壁を叩き…。。私には背中を叩くように言う。
時々死にたいとも言う。
酸素マスクを口に押し当てて、酸素はきているか?と聞いてくる。月曜日から流し始めた酸素はすでに6リットルまで上げていた。。もうどんなに酸素をあげても肺が限界なのか。。
呼吸苦が落ち着くと、うとうとする。
うとうとしながら、一点を見つめて…私がだいぶ小さい頃に亡くなった方の名前を口に出していた…。これはお迎え現象なのか、そんなことを思いながら心が張り裂けそうだった。
でもどんなに辛くても、1番辛いのは父だから…とにかく気をしっかり持とうと思って一晩乗り切った。
朝方になり付き添いを兄が交代してくれた。
兄は父と同居しているものの、薬なども何をどんな時に飲むのかも把握していないため、薬の時は私が起きて対応した。
そもそも、ここまで体調が悪くなるまで一切の薬を父自身が管理していたことが凄いことなのか。私が帰省するまではオキノームを飲んだ時間はしっかり自分で記録していた。
兄に付き添いを変わってもらい、オキノームも飲み落ち着いたため、私は仮眠した。2時間ほどよく寝てしまい、訪問看護師が来た時に目が覚めた。夜中からの呼吸苦のため、母が朝一に電話をしたのだ。
看護師さんの方から少し寝かせてあげた方が呼吸苦も落ち着くと話があり、医師から坐薬の処方をされた。
30分ほどで眠くなるはずと言われたが、なかなか眠れず1時間ほど経過して再度坐薬を入れ少し落ち着いた。