剣が君 for S☆九十九丸√ 感想 | 乙女的恋日記☆

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どもー!こんばんは\(^▽^)/

本日で最後のキャラ感想を綴っていきたいと思います!!
今回はいつもお腹ペコペコの鴉のようなお侍様・九十九丸√です!!

彼って色々謎に包まれてるよね。
見た目のわりに本当は20歳なんだと言われた時、『え?!』ってなったけど…ww

螢√の時にかむろが『なんか線香のような香りがしません?』って言った時に『今九十九丸通ったけど…え?』ってなって、九十九丸って何者?と思ってました。

※この先ネタバレを含む内容となっております。未プレイの方はご注意ください。











漆黒の旅侍
九十九丸(CV:小野友樹)
「お嬢さん、大丈夫。俺の居合を信じてください。」

陸奥国から江戸へやってきた修行中の侍。
師匠の言葉により、剣取り御前試合で勝利し居合の伝書を受け継ぐ為、家出同然で剣術を磨く旅に出る。
過去や未来に執着せず、今を生きたい様に生きる性格。カラスバトのハヤトを連れている。


というわけで、九十九丸√ですが、彼の衝撃的事実にビックリしてしまいました。

御前試合で料理茶屋も忙しくなる為、香夜のお父様はお手伝いさんを雇いに行きました。
そこで現れたのが九十九丸だったんです!

九十九丸は実家が旅籠ということで、手際もバッチリで!!
香夜もどんどん仲良くなっていく様を見てると微笑ましい気持ちになります\(^▽^)/

『男の子』って言われると拗ねる九十九丸がちょっと可愛いww
にしても、あの見た目で20歳って…ほんと見えないよね…Ҩ(´-ω-`)

しかし、そんな九十九丸には、香夜達に言えない事情があったんです。
それが御前試合に出ているということ。
九十九丸が江戸に来たのは田宮流居合いの伝書を引き継ぐこと。
後ろめたさはあるものの、試合に出て、勝とうとする九十九丸の姿はかっこいいものですね!!
というか、九十九丸の戦う時の剣の構え方がかっこいいんだよね!!

そんなある日、九十九丸は試合があるにも関わらず、香夜を与兵衛さんの所まで迎えに行くと約束してしまいます。
試合には勝ったものの、約束の時間まで遅れてしまい、香夜は風邪をひいてしまうんだけど。
正直者の九十九丸は『本当は試合に出ていて、遅れていたんだ』と伝えます。

香夜は優しいから、試合に出ることを許してくれたけどお父様にはまだ話していないんだよね。
うーん…そこはもうちょい先で分かるのかな?

にてもこの時点でまだ九十九丸って謎なんだよね。
胸に刀傷があり、そして彼を纏うお香の香り。
そんな謎もこの先で判明するんだけどね。

鈴懸と対戦するうちに九十九丸は大人の男性へと姿を変えて、試合に勝ちます。
そうして一度目覚めなくなるんだけど、起きた時には九十九丸は元の体のまま。

天海様は元は死んだ身で、その身にマレビトを宿していて、それは九十九丸も一緒でした。
九十九丸は一度死んでいて、マレビトを宿していました。
九十九丸は見た目は15歳ですが、本当は体の成長が止まっていて、融合しているマレビトにその分を奪われているからです。

彼の体が冷たいのも、お香を纏うのもそれのせい。
九十九丸は事実を知って、迷ってしまうんだよね。
自分は死んだ身だから『侍にはなれない』と。
『俺は…死人なんだ…』と侍になれないと知った九十九丸の悲しみはすっごい伝わってくるほど、切なかったです…。

剣ルート

結局侍になることを諦め切れない九十九丸はこの後も御前試合に出ることになるんですよね。
月の光を浴びれば、マレビトの力は抑えられる…という話ですが、逆に活性化されるんです。

天海様が言うには…全国の霊場に巡らなければいけないらしい。
侍になることを諦め切れない九十九丸は、マレビトの力を何とか抑えて侍になれないか…と模索していくんです。

香夜の事を好きだと気付いて、そして彼女を想って、霊場巡りをすることにすることを決意します。

奇魂エンド

準決勝で死に際に立ってしまった九十九丸は三途の川で自分の中のマレビトに出会います。
そして、マレビトに『お前が死んだら香夜にとって、お前は過去の男になる』『お前を忘れ、別の男と幸せになるかもしれない』と言われ、それを嫌だと思った九十九丸はマレビトの力、つまりはもう1人の自分を受け入れてしまいます!!

闇堕ち九十九丸がやばい…!!
あの優しい九十九丸が斬鉄の首を吹っ飛ばすシーンは聞いていても身も毛もよだつ思いでした…。

マレビトの気が強いせいか、周りにもそれを影響を受けてて、香夜はそれでも受け入れる…心強いな!!

最後のスチルで九十九丸の手が青白くて、もう死んだ人みたい…。
やばい…。

後日談の九十九丸の病み度具合が半端なくすごい…!!
『お嬢さんは俺のものだ…誰にも渡さない…』ってヤンデレやん!って突っ込んでる自分がいたww

でも、そんなマレビトに犯される九十九丸だけど、ほんと一瞬の意識で自分に刃を刺して自害するんだよね。
香夜を守る為に。
香夜と一緒にいる為にマレビトの力を受け入れたのに、薄々気付いていたのかもしれないね。
香夜が自分のせいで弱っていく様を見て。
『好き』という感情がこれほど人を狂わすのかと、見ていてそう思ってしまいました。

荒魂エンド

斬鉄との試合で生死を彷徨う九十九丸。
三途の川で妖怪に会い、バッサバッサと斬り倒していきます。

一方香夜は九十九丸が死んだ事実を受け入れきれず、更には九十九丸はマレビトに連れていかれると思い、必死の思いで救います。
『彼を連れていかないで…!』という香夜の思いが痛いほど伝わってくる…!

九十九丸も一度は生きることを、夢を諦め、マレビトに体を差し出そうとするけど、香夜の『諦めないで!』という声に、勇気を貰い、現世に戻ってきます。

そして、離れ離れにはなるけど、マレビトの力を抑える為に、そして侍になる為に霊場へと旅立つ九十九丸でした!!
その時に『キミの名前を刀にもらっていいか』って言われた瞬間、『あ、これぞまさしく『剣が君』だ』となりましたww

離れることは辛いけど、香夜の言葉によって、生きる活力を得たのはとても良かった!!

後日談の最後のスチル、お互い照れててめちゃくちゃ可愛かった\(^▽^)/

君ルート

自分が死人であることを少しずつ受け入れていくことにした九十九丸。

『侍になる』という夢を諦めたわけじゃないけど、御前試合を辞退してきたんです。
そして、いつか田宮流居合いの伝書を引き継ぐ為に、まず自分に何があったのか知る為に自分の故郷の遠野へと旅に出るんですけど…。

九十九丸を心配する香夜は『私も一緒に連れて行って!』と言うけど断られちゃうんだよね…。
まぁそんなことで引き下がらない香夜!
普通に旅装飾で玄関前に立ってた時は『さすが香夜ちゃん!』となりましたww

旅の途中で妖怪にも会うんだけど、九十九丸が妖怪に逃げられるのはマレビトの気があるからなんですよね。
そりゃあ誰も死にたくはないわね( > <。)

そうして遠野に着き、師匠に『自分は何者なのか、なぜ死んだのか』を聞きます。

九十九丸の父親がまさか天下五剣が一つ鬼丸国綱を得ていたとは…びっくりだよね。
けど、侍を辞めて修験者として過ごしていたんだよね。
九十九丸が死んだのは、お世話になっていたお家の借金取りによって殺されたんです。
そして、九十九丸を蘇らせたのが彼の父親なんですよね。

朝倉様も未遂だけど、行っていた『反魂呪』によって。
反魂呪は天下五剣を用いて、常夜の神マレビトを体の内に取り込む秘術のこと。
九十九丸の半分はマレビトで出来ているんです。
マレビトによって生かされている…ってことかな?

和尚さんが来て、父親について聞くけど、反魂呪は実は禁術で、そんな禁術を犯した九十九丸父だけど、もう居なくて真相は闇の中…って感じでした。

それにそんなことを犯したから、遠野は穢れた国と言われるようになって、和尚さんは九十九丸に『遠野を出て行って欲しい』と頼むんです。
実の両親だけでなく、故郷まで失って…めっちゃ辛い!!
でも、自分には『江戸』という香夜の家がもう一つの故郷でもあって。
けれど、そこで思い留まるんです。
『大切だと思うなら離れるべきじゃないのか?』と。
『結局帰る場所なんてないんだ…』と思う九十九丸の微笑みが切なくて儚くて…辛かった!!

九十九丸が徐々にマレビトに支配されつつあるんだけど、香夜を襲った時『自分が自分じゃなくなるのが怖い』と言うんですよね。
その時の九十九丸の悲痛の思いがすごい伝わってきて、胸が痛くなりました…。

そうして九十九丸をマレビトから救う為に、蓮台野へと向かいます。

和魂エンド

蓮台野へと向かうと、常夜の扉が空いていたんですよね。
九十九丸は、マレビトを引き寄せた生贄が必要なら自分がなってやろうと言い、常夜へと飲み込まれていくんだけど…。
この時の香夜の想いがほんとにつらい!!
それに切なく笑う九十九丸もつらい!!

九十九丸が居なくなって香夜も必死に生きようとするけど、やっぱり九十九丸に会いたくなっちゃうんだよね。
そして、彼がいる常夜に魅入られてしまったんです。

体を壊してでも彼に会いたい思いで蓮台野まで来て、もう戻れなくて。
『·····怖がらなくていい。これからはずっと俺が一緒にいます。······ずっと、ずうっと······。』の九十九丸のセリフが闇深くてゾワッと来ちゃいました。
大人九十九丸にこれ言われちゃうと、やばいよね…。
この時の目隠しスチルもやばい…九十九丸の微笑み…あぁぁぁ\(^▽^)/

後日談でマレビトの寂しさが伝わってきました…。
常夜という果てのない世界で長い間ずっと一人でいたから。
マレビトと溶け合ってしまった九十九丸もそれを感じ取ったから。
『こっちに来るな!』って言葉では言っても、本当は寂しかったから、そばに居てくれる香夜に依存しちゃったのかな…?って思いました。

まさかのこちらも若干病み感入ってて、『やばいな、病んでるな、あははww』ってなりましたww

幸魂エンド

九十九丸は完全にマレビト化してしまうんだけど、この時のカットイン?で九十九丸の不気味な微笑みにゾワッと来ちゃいました。

常夜へと連れてこられた香夜と九十九丸なんだけど、何としても現世に戻ろうと九十九丸の手を引っ張る香夜はとても勇ましかった…\(^▽^)/

マレビト九十九丸と九十九丸は一心同体だから、どちらかが傷付けば、もう片方も傷つくわけで。
マレビト九十九丸が『体返せー!!』って叫んできた時はほんとに怖かった…!!

無事に現世に戻ってきた香夜だけど、その隣には九十九丸は居なくて。
でも、九十九丸を見つけた時、なんとその姿は大人の男性で!
九十九丸は『生きて』いたんです。
普通の人間として。

九十九丸の『生きたい』という思いがマレビトに通じたんだろうね。
その命を還してくれて、香夜と抱き合い、鼓動を確かめ合うシーンはとても良かった!!

江戸に帰ってさ、香夜のお店を2人で切り盛りするところを見ると、幸せそうで微笑ましくて心が温かくなりそうです…。

にしても、大人つづらはいつ見ても慣れない…。
かっこいいから…かっこ良すぎるんだよ…\(^▽^)/

後日談はさ、九十九丸がプロポーズする内容だったんだけど、『生きる』ってことがどれほど素晴らしいことなのか、幸せなことなのか、それを思い知った感じがしました。
うん…胸が温かくなるほど、私も幸せを感じられたよ…\(^▽^)/

香夜と九十九丸がはぐれちゃって、かつての道中の仲間たちと共にお互いを探すんだけど、そのたびに大きくなった九十九丸を見て、『え?九十九丸?』みたいな顔するの笑えるww
説明の仕方が難しいから、九十九丸も『遅めの成長期なんだ!』って誤魔化すところも面白かったww

九十九丸の本当の正体を知って、『生きる』という幸せを実感した気分になりました。

誰よりも侍になりたかったから、侍になれないと知った時の九十九丸の辛さは、こちらも伝わってくるほど胸が痛くなりました…。

剣√奇魂ENDの九十九丸が闇堕ちして、始終『九十九丸が怖い…九十九丸が怖い…』とブルブル震えてた自分がいましたww

内容がちょっと似てるけど、君√和魂ENDも若干病み感入ってて。
でも、マレビトの常夜でずっと一人で寂しかったという思いが痛いほど伝わってきました。
確かに果てもない世の中にただ一人だけっていうのは寂しいよね…( > <。)

九十九丸√はまさに『剣が君』といった感じのお話だなと感じました\(^▽^)/

九十九丸って表情豊かで可愛らしさもあるんだけど、困った時の顔が一番可愛くて好きなんだよね…ヽ(´▽`)/
↑↑↑この写真は限定版の冊子のやつだけど、この顔がめちゃくちゃ可愛い!!
幼い方もいいけど、大人になった方も可愛い!!


というわけで、剣君の全てのキャラを攻略させていただきました〜\(^▽^)/
いやぁ長かった…!!けどVita版プレイしてた時よりも早く終わった感じがする…!
気のせいかな?

さて、次回はそんな剣君の全体感想をして締めくくりたいと思います\(^▽^)/

今回もここまでご閲覧していただき、ありがとうございました(*・ω・)*_ _)