剣が君 for S☆黒羽 実彰√ 感想 | 乙女的恋日記☆

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どもー!こんばんは(ノ ̄ω ̄)

本日は4日程前に始めた『剣が君 for S』の感想を綴っていきたいと思います!!
今回は異人さん風なお侍様・黒羽 実彰√です!

剣君はVita版でプレイ済みではありますが、とにかく物語が私好みで切なくて!!
君√と剣√の2種類に分かれ、剣√では荒魂・奇魂、君√では和魂・幸魂の計4種のエンディングがあります!!
エンディング数も豪華で且つボリューム満載の物語!!
まだ1人目ではありますが、もう楽しめた気分でいます笑
というわけでキャラ感想綴っちゃいましょう\(^ω^)/

※この先ネタバレを含む内容となっております。未プレイの方はご注意ください。










隠れ切支丹の剣豪
黒羽 実彰(CV:前野智昭)
「貴女はまっすぐ故に鈍感だ。少しだけ、羨ましい。」

肥前国出身の隠れ切支丹。
幼い頃に母を失い、阿蘭陀人の商人に保護され、平戸のオランダ商館で幼少期を過ごす。
穏やかだが、何を考えているのか判り辛い独特の雰囲気を持つ。他人との間に一定の距離を置いており、秘密主義者。
過去のある事件により、今は剣を捨て江戸の山奥で暮らしている。


というわけで実彰√なのですが、彼が剣に生きてきた理由、そして剣を捨てる理由がほんとに辛い!!
彼の過去全てが辛さと苦しさが詰まってる…そんな感じの物語でした!!

実彰が花嫁行列に参加したのは、駿府にある用事があり、その用事が終わり次第、終わりの地へと旅立つ予定だったんです。

しかし、江戸幕府はそれを許さず、"何としても剣を取って欲しい!"、"幕府に仕えて欲しい!"って頼み込むんですよ。
香夜自身も『これほどすごい剣の力の持ち主なのになぜ捨てるのか?』と思ってもいたんです。
確かに!実彰の剣の力は凄いんですよ!!
バッサバッサと切り裂いていく姿がめちゃくちゃかっこいいし、剣を構える立ち姿も素晴らしい\(^ω^)/

けど、実彰が剣を捨てたのには、ある過去があるんですよね。
実彰は幕府の命とあれば、どんな罪人であろうと斬ってきました。
そんな中で駿府での仕事でなんの罪のない女人を斬ってしまったんです。
そこでふと、『では、今まで殺してきた人はほんとに罪人だったのか』と悩むように。
自分が斬ってきた人は本当は罪人じゃなかったのかもしれない。
そう思ったら、もう人を斬れなくなってしまったんです。

剣ルート

仇討ちに来たお松ちゃんに殺される覚悟をしていた実彰でしたが、お松ちゃんは香夜の大切な人だから殺せないと。
そして、罪を感じているなら生きて、その剣の力を国に活かしてくれと頼みます。

荒魂エンド

幕府に仕え、江戸を、そして香夜を守るために妖怪や罪人を斬り殺していく実彰でした。
たとえどんなに赤い血で染まろうと香夜のいる江戸を守れるのなら…とそんな切ない思いが詰まっていました。

この後の後日談がほんとに辛いの!!
心では香夜に触れたいと思っているのに自分の手は汚れているから触れられない。
もう二度と危険に晒さない、だからもう会わないと決めた実彰の決意がほんとに辛い!!
最後の実彰が心の中で切なく(香夜…)って呼び捨てするところがもう…無理でした( > <。)

奇魂エンド

マレビト召喚により、常夜の扉が空いてしまいます。
それを閉じるため、そして江戸を守るために、実彰は大典太の力を使い、閉じます。
でもそれは彼もいなくなることで閉じられます。
もうここで『終幕、剣』のBGM流れてボロボロに泣きました。
心の中で『さねあきぃぃぃ!!!』って泣いてしまいました(´×ω×`)

後日談では、いつか帰ってくるだろうと、香夜は待ち続けるんです。
けど本当はもう帰ってこないことも知っていて。
ハバキちゃんから実彰の想いを知った後、少しずつでも前を向こうと、実彰のいない日常を過ごそうとする香夜の姿に心が痛くなりました…!

君ルート

自分の罪と向き合い、生きていくと決めた実彰。
そこで実彰に対する想いに気付く香夜。
もう見ててキュンキュンしちゃいました\(^ω^)/

香夜に乗って照れる実彰に思わず、にやにやが止まらない私でしたww

和魂エンド

お父さんの店を継いで、一緒にお店を切り盛りすることに。
もうこの時の幸せ感と言ったら!!

後日談で無意識に惚気けてくる実彰に思わず、ここでもにやにやが止まらない私でしたww

幸魂エンド

江戸を発ち、切支丹の島へと旅立つ2人でした。
このエンドがいっちばん好きです!!
ある意味実彰らしいエンディングだなとも思うんです。
香夜にとって、江戸を捨てることはほんとに辛いのだろうけど、それでも、彼と共に生きたいという気持ちが伝わってきて。
どれほど愛し合っているのか、伝わってくるエンディングでした!!

後日談では、降誕祭を祝う2人でしたが、最後のシーンで『香夜…』『実彰、さん…』って名前で呼び合うシーンがやばかった!!
そんでもって実彰の心の声がやばかった!!
やばかったしか言えない!!\(^ω^)/

実彰自身が優しく強く、そして繊細な人だからこそ、罪のない人を殺したことで『もう誰も傷つけたくない』と思ってしまったんです。
それほど優しい人なんだろうなって思いました。

だからこそ、君√で自分の罪を受け入れ、そして向き合い、前を向こうとする姿に胸を打たれました\(^ω^)/

想いが繋がった後の実彰のデレ具合にもうニヤニヤが止まらなかったです( ¨̮ )/
そういうところもとても好きです!!

さて、次回は縁√です!!
なんか実彰に『お前は幕府に必要なんだ!俺じゃないんだよ…』みたいなセリフがあったような気がするんですが。
その意味深なセリフが気になるところですね!

というわけで今回はここまで!!
ご閲覧していただき、ありがとうございました\(^ω^)/