「取り合えずここから出るぞ。」
霧野が全員に言った。それに対し「そ、そうですね。」と松風が言った。
「・・・・・・なぁ、霧野・・・??」
神童が霧野の袖をクイクイと引っ張りながら言った。
「どうしたんだ?神童??」
「・・・部屋が増えてないか・・・・・・???」
「え・・・??」
言われて気づいた。よくよく見ると両サイドに部屋が増えている。どういうことだろうか。
「でも行くしかねーんじゃねーの???」
倉間が言った。「それもそうだが・・・。」霧野がこのままでいいのかと言わんばかりに考えながら言った。
「でもドア開きませんし・・・。」
松風がまたドアをガチャガチャいじっていた。だが開くことはなかった。
「それじゃぁ、取り合えず左側の部屋。行ってみよう。」
霧野が考えて出したことだから誰も異存はない。筈だ。
取り合えず左側(ドアから見て右側。)のドアを開けた。だがそこは細い通路があり、奥と手前で部屋が分かれているようだ。奥の部屋の前、通路の突き当りにはアンティーク調の柱時計。
「・・・二手に別れませんか??」
剣城が唐突に言う。神童は一瞬顔が硬った(こわば)のは気のせいだったということにしておく。
「うん。そうだな。それがいいかもしれない。」
倉間が言う。すると
「それじゃジャンケンしましょう!!」
と案外ノリノリに松風が言った。
最終的に奥に行くのは剣城と倉間。 そして手前が神童、霧野、そして松風となった。
~剣城と倉間~
「何かあったか??」
倉間が剣に向けて言った。
「いえ、何も・・・。でもあるならここにある“日記”ぐらいですかね・・・。」
「日記???」
「はい。」
と剣城の方を見ると剣城のの手には日記があった。
『 魔女の日記
私は 病気だから
誰も 私と 遊んでくれなかった
お父さんもお母さんも
私を 愛してくれなかった。 』
「・・・なんだ、これ??魔女??」
『**・・・!!なぁ、今度どっか行かないか??』
倉間が一瞬うずくまった。剣城は「大丈夫ですか?!」と言って背中をさすった。
「あ、あぁ、サンキュ・・・。・・・??」
「?どうしましたか??」
倉間がお礼を言ってる途中で何かを見つけた。すぐにそれの元へ行き出したのは“クマのぬいぐるみ”だった。
「クマですか??」
「あぁ。念のため持ってるか・・・。」
そのごもいろいろとさがしまわったがとくにこれというものはなかった。その為合流することにした。
~神童と霧野と松風~
「なーんにもないですね、先輩。」
松風が言った。だが
「いやいや、目の前に籠があるし壁には紙が貼ってあるだろ。」
と霧野が思わずツッコミを入れた。
「ん・・・???このメッセージは『くまを籠の中に入れろ』ってことかな、霧野。」
神童が霧野に問う。
「へ??でももう入ってるぞ??」
霧野が不審に思い確かめる。だが紙にはそう書いてあるのだ。
「あ、あれじゃないですか??ほかの部屋にある的な!!」
松風がそう叫んだ。すると・・・・・・
『ガチャッ』
そこにはクマのぬいぐるみを大事そうに抱いている倉間とその後ろには剣城がいる。
「あーくま!!」
と霧野が倉間の持っているくまを指差した。
「は・・・???」
3人は倉間と剣城に今までやっていたことを教えた。
「・・・なるほど、ということはこれを入れるということですか??」
====途中でスマソ====