「 手に とるように 哲学 が わかる 本 」 の ご 紹介 です。 | 詩 と 散文 と 音楽 の 広場 ☆ ミックス・ヴォイス の 見つけ方

詩 と 散文 と 音楽 の 広場 ☆ ミックス・ヴォイス の 見つけ方

僕は カバーや オリジナルの 歌や 小説を作って 公開してます ☆
◇ My YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCOyJXTmB1z6CdzuawVE9oOg
超長編小説の『雲は遠くて』、ネット公開中。
◇novelist.jp (ノベリスト・ジェーピー)
http://novelist.jp/63097.html

著者 は 相模 女子 大学
非常勤 講師 の
甲田 烈 ( こうだ れつ ) さん。

鬱 (うつ) な とき 心 の 調子が
悪い ときの 解決 方法 は、

メルロ = ポンティの
身体 (しんたい) 論 に よれば、

ゆっくり と 寝るとか
ストレッチ を するとか
第 1 に 身体 を いたわって
身体 の 状態に 重点 を おいて
大切 に 考えて 行動すること、
つまり、
身体 こそ 心 の 状態 を
左右 する のだ となります。

僕 も  そう 思います。

メルロ=ポンティ
( Merleau - Ponty 、
1908年 - 1961年 )は 、
フランス の 哲学者。主 (おも) に
現象学 の 発展 に 尽 (つ) くした。
出典・ウィキペディア

◇ 204 ページ から。

10.メルロ=ポンティ・現象学

身体が 触 (ふ) れることで
生きている と 実感する

《 自分 と 世界 を
つなぐのは 身体 だ 》

メルロ = ポンティ は サルトル と
同世代 の フランス の 哲学者 で、
ドイツ に 留学 して フッサール
を 研究 して 帰国 し、現象学 を
独自 の 方向 で 発展 させました。

サルトル とは 違って、派手 (はで)
な 活動 は しませんでしたが、
発達 心理学 や ゲシュタルト 心理学、
大脳 生理 学 に いたる まで、
さまざまな 科学 と 対話 を
することから、意識 ではなく
「 身体 」 を モデル として
世界 の ありよう に ついて
考えよう と しました。

身体 こそ 実存 であり、
世界 を 意味づけしながら
存在 (そんざい) している と
考えた メルロ=ポンティ は、
『 幻影 肢 ( げんえいし ) 』
という 症状 を 分析 することで
この 主張 を 裏 (うら) づけ
ようと しました。

幻影肢 とは、手術 や 事故 などで
手 や 足 を 失った 人 が、
ない はず の 手 や 足 の 場所に
痛み や 痒 (かゆ) み を
覚 (おぼ) える という 症状です。

メルロ = ポンティ は この 病
( やまい ) の 原因について、
手足 を 失う 以前 の
身体 の 感覚 が その場所に
残っており、
身体 と 世界 の 新しい 関係  が
でき あがって いない ためだ
と 考えました。

このように、「 身体 」 は
私 と 世界 が 関 (かか) わる
ための 中心 軸 (じく) であり、
純粋な 物 でもなければ
純粋な 意識 でもない、
両者 が 混 (ま) じりあった
両義的 な もの なのです。

《 他人 の 存在 (そんざい) は
触 (さわ) ってみて わかること 》

さて、他人が 「 そこにいる 」
ことは、どうして わかる
ので しょうか。

メルロ = ポンティは この 問題
に 関 (かん) して、身体論 から
アプローチ ( = 接近) を
試 (こころ) みました。

そもそも 「 自分 にとって
他人 が いる という こと は
どうやって 実感できるのか 」
という 問題 は、
これまで 哲学 の 中でも
意見 の 対立 が ありました。

たとえば、フッサール は
「 自分 が 他人 に 感情 移入
すること が できる からだ 」
と 考えた し、

サルトル は 「 他人 の
まなざし を 感じる からだ 」
と 答えました。

ところが、メルロ = ポンティ は
もっと 直接的 に、
「 他人 の 身体 に
自分 の 身体が 触れることが
できるからだ 」 と 考えて、
この 問題 に 決着 を
つけようと したのです。

なぜなら、私たち は
身体 によって、世界 の 中 に
生きている という 実感 を
得 (え) ている から です。

〈後略〉

以上 で メルロ = ポンティ
に ついては 終わって います。

□ 参考 文献

「 手に とるように 哲学が
わかる 本 」
甲田烈  著
かんき出版 発行
Wikipedia :ウィキペディア
メルロ=ポンティ
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%BC%EF%BC%9D%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3

甲田烈 https://www.google.com/search?kgmid=/g/113sc69wq&hl=ja-JP&q=%E7%94%B2%E7%94%B0%E7%83%88&kgs=3516f283b2547838&shndl=17&source=sh/x/kp/osrp/m5/2 

https://earthkeepe.exblog.jp/32296452/

https://yahama.exblog.jp/15993257/